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Web サービス(SOAP)

Web サービス SOAP データ プロトコル ハンドラは、XML 形式の SOAP ドキュメントを要求の適切な操作/引数タイプに変換するために使用されます。

データ プロトコルに提示された各要求では、テキスト形式の要求ボディを XML ドキュメントとして解析するよう試行されます。 ボディが有効な XML ドキュメントの場合で、トップレベルのエレメントがエンベロープの場合、子エレメントのヘッダボディの両方が検索されます。

SOAP エンベロープにヘッダ エレメントが含まれる場合、データ プロトコルは、ヘッダ内の返信先エレメントを検索します。 次に、そのエレメント下で、このデータ プロトコルはアドレス エレメントを確認します。 そのようなアドレス エレメントが存在する場合、その値は、現在の VSE 要求に対するメタデータ リストに「lisa.vse.reply.to」という名前で設定されます。

SOAP エンベロープにボディ エレメントが含まれる場合、その最初の子のタグ名が VSE 要求の操作名になります。 何らかの理由で操作を特定できない場合、現在の要求に対して以下のいずれのアクションも発生しません。

操作エレメントにいずれかの XML 属性が含まれる場合、これらの属性が、現在の VSE 要求の属性リストに追加されます。

その後、操作エレメントの下の XML エレメントのツリー全体が確認されます。 子エレメントを持たないすべてのエレメントが、引数として VSE 要求に追加されます。 各引数の名前は、すべての親エレメント タグ(操作エレメントまで)を使用して構成することにより、その一意性が確保されます。 同じ名前が 2 回以上出現する場合は、数値のサフィックスが追加されます。 数値のサフィックスは、配列の構造体を示し、特定の引数の一意性を確保します。

最後に、元の XML ドキュメント(要求ボディ)が、「recorded_raw_request」という名前の VSE 要求内の新しい属性にコピーされます。

このデータ プロトコル ハンドラは設定情報を必要としないため、レコーディング ウィザードではページが表示されません。