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CICS の[仮想化するプログラム]パネル

CICS の[仮想化するプログラム]パネルを使用して、以下を実行します。

以下の図は、CICS の[仮想化するプログラム]パネルの主な領域を示しています。

CICS の[仮想化するプログラム]選択パネルには 2 つの主な領域があります。

 

利用可能なプログラム

利用可能なプログラム]領域では、DevTest CICS エージェントを使用して DevTest に接続された CICS 領域を調査して、そこに定義されているプログラムを参照できます。

以下によって、既知の CICS 領域およびプログラムを調査できます。

VTAM APPLID (アプリケーション ID)は CICS 領域を識別します。

プログラム名プレフィックス

表示するプログラムをフィルタするためにレコーダが使用するプレフィックスを定義します。 [利用可能なプログラム]領域は、指定されたプレフィックスから始まるプログラムのみを表示します。 常に、プログラムのプレフィックスを追加します。

最大

1 つの CICS 領域から表示するプログラムの最大数を定義します。

CICS LINK レコーディング例の環境が表示された CICS の[仮想化するプログラム]選択パネル。

LPAR をクリックすると、既知の LPAR が表示されます(この場合は S0W1)。

S0W1 の横のプラス記号をクリックすると、SOW1 の既知の CICS 領域である CICST242、CICSTS32、CICSTS41、および CICSTS42 が表示されます。

CICSTS41 の横のプラス記号をクリックすると、CICSTS41 のプレフィックス DEMOGET に一致する既知のプログラム(DEMOGETB と DEMOGETN)が表示されます。

DEMOGETB と DEMOGETN は LPAR で検出されたプログラムであるため、SOW1 の下のリストにも表示されます。

詳細を表示するためにノードが展開された CICS の[仮想化するプログラム]選択パネル。

CICSPlex をクリックすると、既知の CICSPlex が表示され、DEVPLEX1 と DEVPLEX2 が表示されます。

DEVPLEX1 の横のプラス記号をクリックすると、既知の CICS 領域である CICST242、CICSTS41、および CICSTS42 が表示されます。

CICSTS41 の横のプラス記号をクリックすると、CICSTS41 のプレフィックスに一致する既知のプログラム(DEMOGETB と DEMOGETN)が表示されます。

DEMOGETB と DEMOGETN は CICSPlex で検出されたプログラムであるため、DEBPLEX1 の下のリストにも表示されます。

注: CICS 領域を CICSPlex グループのメンバにするためには、DevTest CICS エージェントのユーザ出口を変更する必要があります。 詳細については、「エージェント」の「CICS エージェントのユーザ出口」を参照してください。

[User Group]が展開された CICS の[仮想化するプログラム]選択パネル。

User Group をクリックすると、既知のユーザ グループが表示され、GROUP1 と GROUP2 が表示されます。

GROUP1 の横のプラス記号をクリックすると、既知の CICS 領域である CICST242、CICSTS41、および CICSTS42 が表示されます。

CICSTS41 の横のプラス記号をクリックすると、CICSTS41 のプレフィックスに一致する既知のプログラム(DEMOGETB と DEMOGETN)が表示されます。

DEMOGETB と DEMOGETN はユーザ グループで検出されたプログラムであるため、GROUP1 の下のリストにも表示されます。

注: CICS 領域をユーザ グループのメンバにするためには、DevTest CICS エージェントのユーザ出口を変更する必要があります。 詳細については、「エージェント」の「CICS エージェントのユーザ出口」を参照してください。

[Region]が展開された CICS の[仮想化するプログラム]選択パネル。

Region をクリックすると、既知の CICS 領域が表示され、CICST242、CICSTS32、CICSTS41、および CICSTS42 が表示されます。

CICSTS41 の横のプラス記号をクリックすると、この CICS 領域を含むグループが表示されます。

S0W1 (この領域がメンバである LPAR グループ)の横のプラス記号をクリックすると、CICSTS41 のプレフィックスに一致する既知のプログラム(DEMOGETB と DEMOGETN)が表示されます。

DEMOGETB と DEMOGETN はユーザ グループで検出されたプログラムであるため、GROUP1 の下のリストにも表示されます。

[Program]が展開された CICS の[仮想化するプログラム]選択パネル。

CICS 領域をクリックすることによってプログラム情報が取得されると、Program フォルダにグループが表示されます。

Program をクリックすると、既知の CICS プログラムがすべて表示されます。この場合は、DEMOGETB と DEMOGETN が表示されています。

DEMOGETB の横のプラス記号をクリックすると、DEMOGETB を含む既知の CICS 領域およびグループが展開されます。

 

仮想化するプログラム

プログラムを追加するには、ダブルクリックして[仮想化するプログラム]パネルに表示します。 または、[仮想化するプログラム]パネルで[追加[追加]アイコン をクリックして、プログラムを手動で追加します。

プログラムが[仮想化するプログラム]パネルに表示されたら、ダブルクリックしてフィルタとグループを追加します。

この例では、CICS 領域 CICSTS41 でプログラム DEMOGETB が仮想化されます。 [任意の領域]チェック ボックスをオンにしない限り、グループ S0W1 と LPAR は無視されます。

フィルタによって、DEMOGETB への CICS LINK のうち、どれを仮想化するかを指定できます。

[任意の領域]がオンにされた CICS LINK レコーディングの[プログラムの追加または編集]ウィンドウのスクリーンショット。

任意の領域]チェック ボックスをオンにすると、[領域]テキスト ボックスがクリアされ、LPAR グループ S0W1 内のすべての CICS 領域(LPAR S0W1 内に存在するすべての CICS 領域)で DEMOGETB が仮想化されることが示されます。

フィルタが入力された CICS LINK レコーディングの[プログラムの追加または編集]ウィンドウのスクリーンショット。

上記の図では、フィルタを使用して仮想化するプログラムを限定しています。

リンク トランザクション ID

TRANSID(‘TRN1’) でコード化された場合、DEMOGETB への CICS LINK のみが仮想化されることを示しています。

リンク システム ID

SYSID(‘SYSB’) でコード化された場合、DEMOGETB への CICS LINK のみが仮想化されることを示しています。

EIB トランザクション ID

トランザクション DEM3 で実行された場合、DEMOGETB への CICS LINK のみが仮想化されることを示しています。

ユーザ ID

ユーザ ID CICSUSR1 で実行された場合、DEMOGETB への CICS LINK のみが仮想化されることを示しています。