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PCAP からのサービス イメージの作成

Wireshark などのパケット キャプチャ ソフトウェアを使用してトラフィックのログを作成する場合、VSE は、それらのログを使用してパケット キャプチャ ファイル(PCAP)から仮想サービス イメージを作成できます。

前提条件

  1. http://jnetpcap.com/download から、お使いのオペレーティング システム用の適切なバイナリ パッケージをダウンロードします。
  2. バイナリ パッケージから jnetpcap.jarLISA_HOME\lib ディレクトリに追加し、jnetpcap ネイティブ ライブラリを LISA_HOME\lib ディレクトリに追加します。

    ネイティブ ライブラリは、オペレーティング システムによって異なります。 Windows の場合は、jnetpcap.dll です。

    これで、PCAP 機能が設定されます。

  3. DevTest ワークステーション を再起動して(実行中の場合)、設定変更を反映します。

次の手順に従ってください:

  1. VirtualServices]-[Images]フォルダを右クリックし、[新規 VS イメージの作成]-[PCAP から]を選択します。

    サービス イメージ名および仮想サービス モデル ファイルの名前を入力します。

    このウィンドウの残りのフィールドについては、デフォルト値を使用します。

    注: 以前に保存したサービス イメージからパラメータをロードするには、ウィンドウの下部の[ファイルからロード青いフォルダ アイコンの画像 をクリックします。

  2. (オプション)この仮想サービスに関するドキュメントを追加するには、[メモ]タブをクリックします。
  3. 次へ]をクリックします。

    データ プロトコル ウィンドウが開きます。

  4. 次へ]をクリックします。
  5. 入力に使用するパケット キャプチャ ファイルを選択するには、ファイル名を入力するか、またはファイル システムを参照します。
  6. トランスポート プロトコルとして HTTP/S を選択し、[設定]をクリックします。

    PCAP トランスポート プロトコル設定からの仮想サービス]ウィンドウが開きます。

  7. 以下の設定オプションを入力します。
    リスン/記録ポート

    クライアントが DevTest と通信するポートを定義します。

    ターゲット ホスト

    サーバが実行されているターゲット ホストの名前または IP アドレスを定義します。

    ターゲット ポート

    サーバがリスンするターゲット ポート番号を定義します。 プロキシ パススルー スタイルを選択する場合は、このフィールドを空白のままにします。

    デフォルト: 80 (HTTP)および 443 (HTTPS)

    注:ターゲット ホスト]と[ターゲット ポート]は重要です。 これらは、DevTest がパケットを照合する方法を決定します。 [ゲートウェイ]を選択し、仮想化するサービスをホストしているサーバの IP アドレスとポートを入力します。 PCAP キャプチャがどのように実行されたかによって、キャプチャが実行されたサブネットのすべてのコンピュータに対するネットワーク トラフィックが発生する場合があります。 IP アドレスとポートを指定すると、特定の IP およびポートとの間で送受信されるすべてのパケットに関して、データをファイルからフィルタできます。 その後、それらのパケットが再構築されて有効な TCP ストリームが形成されます。そこでは、重複が排除され、パケットが正しい順序に並べ直されるなどの処理が行われます。 この作業は、実際のレコーディング中に、オペレーティング システムの TCP スタックによってすべて実行されます。 これらのストリームは、実際のプロトコル(HTTP)へと再生されます。また、プロトコルに関する限り、データは有効な TCP ストリームを介して到達します。

    レコーダ転送方式

    レコーディング中に仮想サービス イメージ レコーダが動作する方法を指定します。 [ゲートウェイ]を選択します。

    サーバに SSL を使用

    DevTest がサーバに要求を送信するために HTTPS を使用するかどうかを指定します。

    • オン: DevTest は HTTPS (セキュア レイヤ)要求をサーバに送信します。

      サーバに SSL を使用]を選択した場合で、[クライアントに SSL を使用]を選択しない場合には、DevTest はレコーディングに HTTP 接続を使用します。 その後、DevTest は HTTPS を使用して、サーバにそれらの要求を送信します。

    • オフ: DevTest は HTTP 要求をサーバに送信します。
    クライアントに SSL を使用

    クライアントからの SSL 要求を再生するためにカスタム キーストアを使用するかどうかを指定します。 このオプションは、[サーバに SSL を使用]が選択されている場合のみ有効です。

    • オン: カスタム クライアント キーストアおよびパスフレーズを指定できます。 これらのパラメータを入力した場合、ハードコードされたデフォルトの代わりに使用されます。
    • オフ: カスタム クライアント キーストアおよびパスフレーズを指定できません。
    SSL キーストア ファイル

    キーストア ファイルの名前を指定します。

    キーストア パスワード

    指定したキーストア ファイルに関連付けられたパスワードを指定します。

    注: 双方向 SSL 環境で VSE を設定する方法の詳細については、「双方向 SSL 接続の仮想化」を参照してください。

    特定トランザクションの重複を許可する(NTLM で推奨)

    重複した特定のトランザクションを記録するかどうかを指定します。

  8. 終了]をクリックして、前のウィンドウに戻ります。
  9. 次へ]をクリックして、レコーディングを開始します。