アクセス権とアクセス許可

マイグレーションを実行するときは、管理者権限を持つユーザでログインするのが最良です。マイグレーションの内容は、マイグレーション処理ごとに異なるので、管理者権限がないと使用できない機能があることに注意してください。

以下の機能をマイグレーション中に実行する場合は、管理者権限でサインオンする必要があります。

クロスオーバーケーブルを使用したマイグレーション（2 台のシステムをクロスオーバーケーブルで直接接続する場合）
NTFS （ファイルとフォルダの）セキュリティ設定のマイグレーション
グループセキュリティのマイグレーション
複数のユーザのマイグレーション、および 1 人以上のユーザを新規ドメインまたは異なるドメインにマイグレートする場合
新規ドメインまたは異なるドメインにユーザをマイグレートする場合、ドメイン管理者権限が必要です。正しいアクセスレベルで操作を実行すれば、新しいシステムにユーザを作成できます。
プリンタのマイグレーションでは、少なくともパワーユーザ権限が必要
アプリケーションのマイグレーション（アプリケーション自体がマイグレートされる場合）
Netscape ユーザプロファイルの設定など、エンドユーザが手動で変更できないユーザ設定のマイグレーション（管理者以外のユーザは、HKEY_LOCAL_MACHINE レジストリアイテムの設定を変更できません）
自己解凍 DNA ファイルの適用

注： DMM Options Editor を使用するには、管理者またはパワーユーザとしてサインオンする必要があります。ただし、アクセス権がなくても、XML 形式の DMM オプションをメモ帳などのエディタで編集できます。