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rpm --whatprovides -- ライブラリが存在することを確認

エンタープライズ管理を Linux にインストールする前に、すべての必要なライブラリがターゲット システムに存在することを確認します。

このコマンドは、以下の構文を使用します。

rpm -q --whatprovides capability

コマンドのパラメータは以下のとおりです。

-q

RPM パッケージ情報を照会することを指定します。

--whatprovides capability

特定の機能をどのパッケージが提供しているかに関する情報を取得することを指定します。

例: ライブラリがインストールされていることを確認

この例では、libcrypt.so.1 がインストールされていることを確認します。 正の回答($? が 0)を受信した場合、 libcrypt.so.1 を提供するのが glibc-2.5-42 パッケージであることがわかります。

root> rpm -q --whatprovides libcrypt.so.1
glibc-2.5-42
root> echo $?
0

例: ライブラリがインストールされていないことを検出

この例では、libexample.so.1 がインストールされているかどうかを確認したいとします。 負の回答($? が 1)を受信した場合、 この機能を提供するパッケージがインストールされていないことになります。

root> rpm -q --whatprovides libexample.so.1
libexample.so.1 を提供するパッケージはありません
root> echo $?
1

必要なライブラリがない場合は、インストールを続行する前にライブラリをインストールしてください。

詳細情報:

rpm --requires -- ライブラリの依存関係を検出