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selockcom ユーティリティ - selock ユーティリティの制御

UNIX で該当

selockcom ユーティリティは、現在アクティブな selock プロセスを制御します。 selockcom ユーティリティを使用すると、selock の再起動や停止を行ったり、ロック モード、セーバ モード、およびモニタ モードの切り替えを行うことができます。

注: selock がロードされた場合は、selock と端末に付属しているスクリーン セーバとの間の競合状態または重複状態を避けるために、端末に付属しているスクリーン セーバが無効になります。 selockcom に exit スイッチを付けて selock を停止すると、端末上でアクティブなスクリーン セーバはなくなります。 標準の X コマンドである xset s on を使用すると selock または端末に組み込まれたスクリーン セーバを再起動できます。 xset コマンドの詳細については、UNIX のマニュアルを参照してください。

このコマンドの形式は以下のようになります。

selockcom {-activate|-deactivate|-exit|-restart|-lock} ¥
[-display hostname:display#.screen#]
‑-activate

事前に定義されたタイムアウト制限時間が経過する前に、selock をモニタ モードからセーバ モードに切り替えます。 キーボードがロックされ、画面に CA ControlMinder のロゴが表示されます。

‑-deactivate

selock をモニタ モードに切り替えます。 このスイッチは、selock プロセスへのユーザ入力をシミュレートします。 selock が現在ロック モードの場合は、パスワードのダイアログ ボックスが表示されます。モニタ モードに戻るには、パスワードを入力します。 selock がセーバ モードの場合は、モニタ モードに戻ります。

‑終了

selock プロセスを終了します。 sigterm シグナルを送信して selock を終了することもできます。 最終手段として、sigkill シグナル(kill ‑9)を使用することもできます。 この場合、selock は正常終了しません。したがって、通常は sigkill シグナル(kill -9)を使用しないでください。 仮想 root ウィンドウ マネージャを実行している場合に kill ‑9 を使用すると、仮想ウィンドウを復元するためにウィンドウ マネージャを再起動する必要があります。

‑再起動

selock プロセスを終了した後、以前の実行と同じコマンド ライン オプションで selock プロセスをただちに再開します。 これは、selock を最後に起動した後でデータベースが変更された場合に、selock がリソース データベースを再度読み込むための便利な方法です。

‑lock

現在の lock‑timeout の値に関係なく、selock をロック モードに切り替えます。

‑display hostname:display#.screen#

指定されたディスプレイで動作している selock プロセスを制御するように selockcom に指示します。 このオプションによって、selock をリモート端末から制御できます。

システムの X セッションリストで、ディスプレイと画面の番号を確認できます。 これを行うには、指定されたディスプレイ モニタを現在使用しているユーザの許可が必要です。 デフォルトでは、ユーザが自分のディスプレイをロックすることを想定しています。