ネイティブ Windows 環境で有効
Windows グループに対する作業には、chgrp コマンド、editgrp コマンド、および newgrp コマンドを使用します。 これらのコマンドは構造が同じですが、以下の点のみ異なっています。
注: このコマンドは AC 環境にもありますが、動作が異なります。
複数のグループを定義する場合、または複数グループのプロパティを変更する場合は、グループ名のリストを丸かっこで囲み、各グループ名をスペースまたはカンマで区切ります。
注: グループにメンバを追加するには join コマンドを使用し、グループからメンバを削除するには join‑ コマンドを使用します。
このコマンドの形式は以下のようになります。
{{chgrp|cg}|{editgrp|eg}|{newgrp|ng}} groupName ¥
[global] ¥ [comment(string)|comment‑] ¥ [privileges(privList)] ¥ [privileges(‑privList)] ¥ [rename_group]
グループ レコードに最大 255 文字の英数字から成るコメント文字列を追加します。 グループ レコードにすでにコメント文字列が追加されている場合、既存の文字列はここで指定した新しい文字列に置き換えられます。 文字列に空白が含まれる場合は、文字列全体を一重引用符で囲みます。
標準の Windows グループには、システムのインストール時に説明のコメントが追加されています。 Windows 環境と CA ControlMinder 環境の両方に新しいグループを作成すると、CA ControlMinder によって「CA ControlMinder Group」というコメントが追加されます。
グローバル グループを示します。 Windows データベースに存在しない一意なグループ名を指定する必要があります。 Windows では、グループとユーザに同じ名前を指定することはできません。
注: グローバル グループを作成し、CA ControlMinder バージョン 4.1 を使用する場合は、~groupName を使用します。 バージョン 4.1 以上では、後方互換性を保つために、この形式がサポートされています。
newgrp コマンドの場合は、データベースに追加されるグループ レコードの名前を指定します。 Windows データベースに存在しない一意なグループ名を指定する必要があります。 CA ControlMinder データベースとは異なり、Windows ではグループとユーザに同じ名前を指定することはできません。
chgrp コマンドの場合、変更するプロパティを含むグループの名前を指定します。
複数のグループを定義する場合、または複数グループのプロパティを変更する場合は、グループ名のリストを丸かっこで囲み、各グループ名をスペースまたはカンマで区切ります。
Windows のグループ レコードに特定の権限を追加します。privList の前にマイナス符号(-)を付けた場合は、指定した権限を削除します。 有効な値は、ネイティブ Windows で指定できるすべての権限です。
このパラメータは、chgrp コマンドまたは editgrp コマンドで既存のグループ レコードを変更する場合にのみ指定できます。 新しいグループ レコードを作成するときに、このパラメータを使用して権限を割り当てることはできません。
Windows データベースのグループ アカウント名を変更します。 古いグループ名のすべてのプロパティは、名前を変更したグループ アカウントに適用されます。 Windows データベースに存在する一意なグループ名を指定する必要があります。 CA ControlMinder データベースとは異なり、Windows ではグループとユーザに同じ名前を指定することはできません。
注: Active Directory がインストールされている Windows 2000 に CA ControlMinder をインストールすると、CA ControlMinder によって Windows 2000 以前のグループ名が変更されます。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|