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chres コマンド - Windows リソースの変更

ネイティブ Windows 環境で有効

chres、editres、および newres コマンドを使用して、Windows 環境内の CA ControlMinder クラスに属するリソース レコードに対する操作を実行します。 これらのコマンドは構造が同じですが、以下の点のみ異なっています。

注: このコマンドは AC 環境にもありますが、動作が異なります。

このコマンドの形式は以下のようになります。

{{chres|cr}|{editres|er}|{newres|nr}} className resourceName ¥
[comment(string)|comment‑] ¥
[defaccess(accessValue)] ¥
[dword(integer)|string(string)|binary(hexastring)|multistring(string)] ¥
[location(string)|location()] ¥
[maxusers(integer)] ¥
[owner(userName|groupName)] ¥
[share_name(string)|sharename-]

または

{{chres|cr}|{editres|er}|{newres|nr}} ¥
DOMAIN resourceName ¥
[computer(workstationName)|computer‑(workstationName)] ¥
[domainpwd(connectPassword)] ¥
[trusted(domainName)|trusted‑(domainName)]
binary(hexastring)

レジストリ キーが 16 進数の場合に、レジストリ キーの値を指定します。

className

resourceName が属するクラスの名前を指定します。

newres コマンドの場合、有効な値は REGKEY、REGVAL、OU、および SHARE です。 chres コマンドおよび editres コマンドの場合、有効な値は COM、DISK、DOMAIN、FILE、PRINTER、REGKEY、REGVAL、SERVICE、DEVICE、SESSION、OU、および SHARE です。

comment(string)

リソース レコードにコメント文字列を追加します。 リソース レコードにすでにコメント文字列が追加されている場合、既存の文字列はここで指定した新しい文字列に置き換えられます。 このパラメータは SHARE リソースおよび PRINTER リソースに対してのみ有効です。

computer(workstationName)|computer‑(workstationName)

ドメインに追加するワークステーションの名前を指定します。引数の前にマイナス記号を付けた場合は、ドメインから削除するワークステーションを指定します。 このパラメータは、DOMAIN リソースに対してのみ使用でき、 chres コマンドまたは editres コマンドにのみ指定可能です。

defaccess(accessValue)

ネイティブ セキュリティが組み込まれているグループ Everyone に対するアクセス権限を指定します。 システム ユーザはすべて Everyone グループのメンバです。 Everyone グループにアクセス権を与えると、認証されたすべてのユーザだけではなく、すべての潜在的な匿名ユーザもアクセスできるようになります。

注: CA ControlMinder 環境で定義されたオブジェクトの defaccess には、別の意味があります。この場合、デフォルトのアクセス権限とは、リソースの CA ControlMinder リストに含まれていないアクセサがリソースへのアクセスを要求した場合に与えられる権限のことです。 また、デフォルトのアクセス権限は、CA ControlMinder で定義されていないユーザにも適用されます。

defaccess パラメータは NTFS ファイル システムにのみ適用されます。

domainpwd(connectPassword)

管理者が信頼関係を変更するときに入力する必要があるパスワードを指定します。

このパラメータは、DOMAIN リソースに対してのみ使用でき、 chres コマンドまたは editres コマンドにのみ指定可能です。

dword(integer)

レジストリ キーが整数の場合に、レジストリ キーの値を指定します。

gen_prop(propertyName)

OU クラスのプロパティを指定します。

このパラメータは OU クラスに対してのみ有効です。

gen_value(valueName)

OU クラスのプロパティ値を指定します。

このパラメータは OU クラスに対してのみ有効です。

location(string)

プリンタの場所を指定します。 このプロパティを削除するには、( ) に何も指定しません。

このパラメータは PRINTER リソースに対してのみ有効です。

maxusers(integer)

共有ディレクトリに同時に接続できるユーザの最大数(integer)を指定します。

このパラメータは SHARE リソースに対してのみ有効です。

multistring(string)

レジストリ キーが複数文字列の場合に、レジストリ キーの値を指定します。

owner(userName|groupName)

リソース レコードの所有者としてユーザまたはグループを割り当てます。 リソース レコードの所有者には、リソースに対する無制限のアクセス権が与えられます。 リソースの所有者には、リソース レコードを更新および削除する権限が常に与えられます。 詳細については、「Windows エンドポイント管理ガイド」を参照してください。

FAT ファイル システムの FILE レコードまたは SHARE レコードには owner パラメータを指定できません。 このパラメータは、DEVICE、DOMAIN、OU、PROCESS、REGVAL、SERVICE、および SESSION の各リソースに対しても指定できません。

resourceName

変更または追加するリソース レコードの名前を指定します。 複数のリソースを変更または追加する場合は、リソース名のリストを丸かっこで囲み、各リソース名をスペースまたはカンマで区切ります。 リソース名は、少なくとも 1 つ指定する必要があります。

CA ControlMinder では、指定したパラメータに従って、各リソース レコードが個別に処理されます。 リソースの処理中にエラーが発生すると、メッセージが発行され、リストの次のリソースから処理が続行されます。

share_name(shareName)|share_name-

プリンタの共有ポイントを指定します。

このパラメータは PRINTER リソースに対してのみ有効です。

string(string)

レジストリ キーが文字列の場合に、レジストリ キーの値を指定します。

trusted(domainName) | trusted‑(domainName)

信頼される側のドメインに追加するドメインの名前を指定します。ドメインを untrusted にする場合は、引数の前にマイナス記号を付けてドメイン名を指定します。 このパラメータは、DOMAIN リソースに対してのみ使用でき、 chres コマンドまたは editres コマンドにのみ指定可能です。

詳細情報:

rmres コマンド - Windows リソースの削除

showres コマンド - ネイティブ リソース プロパティの表示

chres コマンド - リソース レコードの変更