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authorize コマンド - Windows リソースに対するアクセサのアクセス権限の設定

ネイティブ Windows 環境で有効

authorize コマンドは、特定のリソースへのアクセスを許可されているユーザおよびグループのリストを管理します。 authorize コマンドを使用すると、ユーザまたはグループのリストを以下のように変更できます。

注: このコマンドは AC 環境にもありますが、動作が異なります。

アクセス制御リストに対応している Windows 環境のクラスは次のとおりです。これらのクラスは、authorize コマンドを使用して制御できます。

上記リストにないクラスは、アクセス制御リストがないため authorize コマンドで制御できません。

このコマンドの形式は以下のようになります。

{authorize|auth} className resourceName ¥
[access(accessValue)|deniedaccess(accessvalue)] ¥
[gid(groupName, ...)] ¥
[uid(userName, ...)]
access(accessValue)

uid パラメータまたは gid パラメータに指定したアクセサに対して設定する、リソースへのアクセス権限を指定します。

className

resourceName が属するクラスの名前を指定します。

deniedaccess(accessvalue)

uid パラメータまたは gid パラメータで識別するアクセサに対して、リソースへのアクセス拒否を指定します。

拒否できる accessvalue は、all、create、delete、join、modify、none、password、および read です。

注: accessValue は authorize コマンドでのみ使用できます。authorize- コマンドでは使用できません。

gid(groupName)

リソースへのアクセス権限を設定する対象の Windows グループを 1 つまたは複数指定します。 groupName の値は、1 つ以上の Windows グループの名前を表します。 複数のグループを指定する場合は、各グループ名をスペースまたはカンマで区切ります。

resourceName

変更または追加するリソース レコードの名前を指定します。 複数のリソースを変更または追加する場合は、リソース名のリストを丸かっこで囲み、各リソース名をスペースまたはカンマで区切ります。 リソース名は、少なくとも 1 つ指定する必要があります。

CA ControlMinder では、指定したパラメータに従って、各リソース レコードが個別に処理されます。 リソースの処理中にエラーが発生すると、メッセージが発行され、リストの次のリソースから処理が続行されます。

uid(userName)

リソースへのアクセス権限を設定する対象の Windows ユーザを指定します。 userName は、1 人以上の Windows ユーザのユーザ名を表します。 複数のユーザを指定する場合は、各ユーザ名をスペースまたはカンマで区切ります。 Windows に定義されているすべてのユーザを指定する場合は、userName にアスタリスク(*)を指定します。

詳細情報:

authorize- コマンド - Windows リソースに対するアクセサのアクセス権限の削除

chfile コマンド - Windows ファイル設定の変更

chgrp コマンド - Windows グループの変更

chres コマンド - Windows リソースの変更

authorize コマンド - リソースに対するアクセス権限の設定

Windows でのクラス別アクセス権限