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ディザスタ リカバリ CA ControlMinder エンタープライズ管理 のセットアップ

ディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバでは、破滅的なシステム障害の場合にユーザの企業ポリシーがデプロイされ管理されます。 ディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバは運用環境エンタープライズ管理サーバのサブスクライバであるため、そのデータベースには、運用環境エンタープライズ管理サーバと同じ、ポリシー バージョン、ポリシー スクリプト、およびエンドポイント デプロイメント ステータスに関する情報が含まれています。

注: ディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバをセットアップする前に、運用環境エンタープライズ管理サーバを設定します。

ディザスタ リカバリのエンタープライズ管理サーバのセットアップ方法

  1. FIPSKey.dat ファイルを運用環境エンタープライズ管理サーバからディザスタ リカバリ サーバに コピーします。 このファイルは以下のディレクトリ内にあります。ここで、JBoss_HOME は JBoss をインストールしたディレクトリを示します。
    JBoss_HOME/server/default/deploy/IdentityMinder.ear/config/com/netegrity/config/keys
    
  2. ディザスタ リカバリ サーバ上にエンタープライズ管理サーバを実装します

    Web ベースのすべてのアプリケーション、配布サーバ、DMS、および CA Access Control がインストールされます。

    重要: インストール プロセスの開始時に、運用環境エンタープライズ管理サーバからコピーした FIPSKey.dat ファイルを指定します。 例:

    E:¥EnterpriseMgmt¥Disk1¥InstData¥NoVM¥install_EntM_r125.exe -DFIPS_KEY=C:¥tmp¥FIPSkey.dat 
    
  3. (オプション)ディザスタ リカバリ配布サーバを実装します

    メッセージ キューと Java 接続サーバがインストールされています。

  4. (オプション)ローカル DH を削除し、配布サーバ上の DH を使用する場合、管理サーバと配布サーバの分離を維持するために、ディザスタ リカバリ エンタープライズ管理サーバ上で以下のコマンドを実行します。
    dmsmgr -remove -dh name
    
    -dh name

    ローカル ホストで名前を指定した DH を削除します。

    例: dmsmgr -remove -dh DH

    ディザスタ リカバリ DMS はサブスクライバなしで作成されます。

  5. フェールセーフ モードで動作するようにメッセージ キューを設定します。 以下の手順を実行します。
    1. 以下のディレクトリに移動します。ここで、ACServerInstallDir は、エンタープライズ管理サーバをインストールしたディレクトリです。
      ACServerInstallDir/MessageQueue/tibco/cfgmgmt/ems/data
      
    2. queues.conf ファイルを編集できる形で開きます。
    3. 各キュー定義行の末尾に「failsafe」という単語を追加し、ファイルを保存して閉じます。
  6. ローカル DMS で CA ControlMinder エンタープライズ管理 を設定します

ディザスタ リカバリ エンタープライズ管理サーバをインストールし設定しています。

例: queues.conf ファイルの編集

queues.conf ファイルの以下のスニペットは、共有ストレージを使用するようメッセージ キューを設定するために、ファイルを変更する方法について例を示しています。

queue/snapshots secure,store=$sys.failsafe
queue/audit secure,store=$sys.failsafe
ac_endpoint_to_server secure,store=$sys.failsafe
ac_server_to_endpoint secure,store=$sys.failsafe