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CA Datacom/AD の CAIENF 向けカスタマイズ

CA Datacom/AD をインストールしたり、別の LPAR イメージ上で CA Datacom/AD を展開したりした後で、必要であれば、CA Datacom/AD を CAIENF 向けにカスタマイズすることができます。

CAIENF によってイベントを記録する場合は、CA Common Services の本バージョンと同梱されていた CA Datacom/AD のバージョンをインストールしておいたうえで、このプロシージャの各ステップを実行する必要があります。

CA Datacom/AD のインストールが完了した時点で、2 つの CA Datacom/AD ロード ライブラリ、つまり CAAXLOAD と CUSLIB が作成されます。これらのロード ライブラリは、CAIENF 向けに CA Datacom/AD をカスタマイズする際に使用され、両方ともに APF の許可を与えておく必要があります。

CA Datacom/AD の MUF に関する考慮事項

重要: CAIENF 向けの CA Datacom/AD のカスタマイズ プロシージャを実行する場合は必ず、事前に以下の考慮事項を検討する必要があります。

既存 CA Datacom/AD の CAIENF 向けカスタマイズ

重要: この手順を開始する前に、「CA Datacom/AD for CAIENF のカスタマイズ」で「CA Datacom/AD MUF に関する考慮事項」を参照してください。

既存 CA Datacom/AD の CAIENF 向けカスタマイズ

このバージョンの CA Common Services for z/OS と共に出荷された CA Datacom/AD のリリースを、以前のバージョンの CAIENF からインストール済みの場合、CAIENF プランのこのリリース バージョンを既存の CA Datacom/AD 環境にインポートする必要があります。

重要: 以下の手順を実行するのは、このリリースの CAIENF のバージョンを実装する準備ができてからにしてください。

  1. CAIENF の古いバージョンをシャットダウンします。
  2. まだ開始されなければ、CAIENF の外の DATACOM/AD を開始します。
  3. CAW0JCL メンバ AW1IMPRT を編集およびサブミットして、New CAIENF プランを DATACOM/AD に IMPORT します。
  4. システムを IPL します。
  5. CAIENF の新リリースを開始します。

新規 CA Datacom/AD の CAIENF 向けカスタマイズ

新規 CA Datacom/AD の CAIENF 向けカスタマイズ方法

  1. CAIENF データベース定義が CA Datacom/AD にインストールされ、CAIENF データベースのデータセットが割り当てられるように、メンバ AW1ID001 を変更してサブミットします。

    CA Common Services r11 からアップグレード中の場合、イベント カウントの総数を知るために、現在実行中の CA Common Services for z/OS CAIENF r11 を使用すれば便利です。 CAS9DB LIST DETAIL レポートは、ARCHIVE(BACKUP)時の直前、可能ならば週の最も忙しい 3 曜日が過ぎてから実行してください。 LIST DETAIL レポートには、現在、CAIENF r11 データベースのイベント タイプごとに記録さるレコードの総数が記載されます。 したがって、それらを単に合計するだけですみます。 以下に CAS9DB LIST DETAIL JCL を示します。

    //CAS9DB   EXEC PGM=CAS9DB,REGION=4M
    //DBOUT DD SYSOUT=*
    //DBIN     DD *
      LIST DB(*) DETAIL
     /*
    

    CAIENF r11 が起動し稼動状態にあり、上記の JCL をそのまま使用することを確認します。

  2. CAIENF プロシージャを更新します。

    CAW0PROC には、ENF、ENFXMUF、および ENFIMUF という 3 つの CAIENF プロシージャが組み込まれています。 サイトの要件に合うプロシージャを選択します。

    ENF - イベントの記録や CA Datacom/AD のインストールを希望しない場合にこのプロシージャの JCL を使用します。

    ENFXMUF - イベントの記録が必要な場合にこのプロシージャの JCL を使用します。 CA Datacom/AD はインストールされており、MUF は CAIENF 外部で(それ独自のアドレス空間で)実行されます。

    ENFIMUF - イベントの記録が必要な場合にこのプロシージャの JCL を使用します。 CA Datacom/AD はインストールされており、MUF は CAIENF 内部で(CAIENF のアドレス空間で)実行されます。

    ENFXMUF と ENFIMUF の場合は、以下のように処理します。

  3. CAIENF を起動または再起動します。

    CAIENF によって、イベントを記録するための EVENT テーブルと、その他補助的なデータを記録するための CAIENF システム テーブルが動的に作成されます。

    RECORD(YES) を指定して CAIENF を初期化した場合に EVENT テーブルが作成されます。

    RECORD(YES) が指定されていて DATACOM/AD MUF が利用できない場合、CAIENF はシャット ダウンします。