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CA Datacom/AD Multi-User の展開

CA Datacom/AD r14 が 1 つの LPAR 上に正常にインストールされ、その LPAR 上で ENF r14.1 が起動した後に、任意の数の LPAR イメージ上に本稼働可能な CA Datacom/AD 環境を確立できます。

CA MSM を使用して Datacom/AD r14 をインストールした場合、CA MSM を使用して Datacom/AD を展開できる可能性があります。 その代わりに、このプロシージャに概要が示されている手順を実行し、IBM ADRDSSU ユーティリティを使用して、最初にインストールされた LPAR から必要なデータ セットをすべてバックアップし、それを別の LPAR にリストアできます。 このプロシージャを使用して、ソース システム上に、ターゲット システムで機能するようにカスタマイズされた新規データ セットを作成します。 これらの新規データ セットはバックアップされ、後でターゲット システムにリストアされると、ターゲット システム上で完全に機能するカスタマイズされた Datacom/AD r14 が利用可能になり、ENF をそのシステム上で開始できます。

このプロシージャには 9 つの手順があります。 JCL メンバはほとんどの手順に関連付けられています。 各 JCL メンバには、その機能の記述と、実行するためにサブミットする前に行う必要がある変更に関する特別な指示が含まれています。

定義:

Datacom/AD r14 で、各 LPAR 上の各 MUF にはそれぞれ一意の MUF 名が必要です。 LPAR システム名は、SYSPLEX 内で生成された CA Datacom/AD のメッセージとレポートの発生元をより簡単に特定できるようにするために、MUF 名で使用することができます。

この展開プロシージャの実行に必要な JCL は、CAW0JCL ライブラリのメンバ DEPLOY 内に置かれます。 このジョブを実行すると、必要なメンバがすべて入っている新しい展開 JCL ライブラリが作成されます。

注: ソース システムに対して手順 1 から 6 を実行し、ターゲット システムに対して手順 8 から 9 を実行する必要があります。

重要: 展開 JCL ライブラリが作成されたら、メンバ AXDEPIPJ の中に IPOUPDTE プロセスが含まれます。このプロセスは、以下に説明する CA Datacom/AD 展開メンバに対して必要なすべての編集を実行するために使用できるプロセスで、必要なカスタマイズを行う際に実行されなければなりません。 このメンバを別のライブラリにコピーし、次にそのメンバをカスタマイズし、そのライブラリからサブミットして、展開 JCL ライブラリの更新時に変更内容が失われないようにします。

ターゲット LPAR 上で完全に機能する CA Datacom/AD r14 Multi-User Facility(MUF)を設定する方法

  1. CAW0JCL 内のメンバ DEPLOY を編集します。 インストール条件を満たすように JOB カードを変更します。 DSN を SRC.DATACOM.DEPLJCL から SRC.DATACOM 高レベル修飾子に一致する名前に変更して、IEBUPDTE 手順の SYSUT2 ステートメントを変更します。 このプロセスのその他のジョブに重大な変更が行われないようにするために、低レベル修飾子は DEPLJCL にする必要があります。 UNIT と VOL=SER を変更してインストール条件を満たしてから、ジョブをサブミットします。
  2. 変更内容を保存するために、作成したばかりの展開 JCL ライブラリからメンバ AXDEPIPJ を別のライブラリにコピーします。 SYSIN ステートメントの後の各パラメータを変更します(最後の $/<./< を除く)。 ジョブ コメントに記述されている値に一致するように、山形かっこ(<<)で囲まれた値を変更します。 このジョブをサブミットします。

    この例では、SRC.SMPE.DATACOM の 2 番目のインスタンスを変更します。

    SRC.SMPE.DATACOM<SRC.SMPE.DATACOM<  
    

    重要: 最後のエントリ $/<./< は削除または更新しないでください。

  3. ソース システム上でジョブ AXDEP01D をサブミットして、カスタム モジュールをアセンブルし、展開カスタム ライブラリにリンクエディットします。
  4. ソース システム上でジョブ AXDEP01T をサブミットして、カスタム モジュールをアセンブルし、ターゲット カスタム ライブラリにリンクエディットします。
  5. ソース システム上でジョブ AXDEP02 をサブミットして、MUF 展開可能データ セットおよびデータベースをすべて割り当てます。
  6. ソース システム上でジョブ AXDEP03 をサブミットして、CA Datacom/AD 製品データ セットをバックアップします。

    重要: このジョブの実行中は、ソース システムのマルチユーザ機能(MUF)は非アクティブである必要があります。

  7. ジョブ AXDEP03 で作成されたバックアップ ファイル、および DEPLJCL ライブラリをターゲット システムで利用可能にします。
  8. ターゲット システム上でジョブ AXDEP04 をサブミットして、必要な CA Datacom/AD データ セットをすべてターゲット LPAR へリストアします。
  9. ターゲット システム上の以下のターゲット システム データ セットを APF 許可します。