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ブート イメージの更新

既存のブート イメージを新規テンプレート ファイルで更新して、それが Client Automation の新規リリースと完全互換になるようにする必要があります。 テンプレート ファイルによって、ターゲット コンピュータ上の OS インストール プロセスの初期設定が行われます。 ブート イメージの更新はコマンド ラインから、またはウィザードを使用して行うことができます。 バッチ スクリプトを使用して複数の OS イメージを更新している場合は、コマンド ラインの使用を選択できます。

注: 複数のブート サーバ上に同じブート イメージまたは OS イメージを展開している場合は、イメージを更新し、まずイメージ作成システム上に対応する更新 SD パッケージを作成します。 次に、Software Delivery ジョブを使用して、ドメイン内の他のすべてのブート サーバに更新された SD パッケージを展開できます。

重要: DOS ブート イメージは FIPS 準拠ではないため、「FIPS のみ」のモードでは動作しません。

コマンド ラインからブート イメージを更新する方法

  1. (オプション)カスタム変更が存在する場合、その変更を新しいテンプレート ファイルにマージしたことを確認します。
  2. ブート OS タイプに基づいて、以下のコマンドのいずれかを実行します。
    WinPE20、WinPE30、WinPE20x64、WinPE30x64 用
    CreateBTImages -i <image name> -e
    
    WinPE および WinPEx64 用
    CreateBTImages -i <image name> -c <winpepath> [-w <ospath>] -e 
    

    このコマンドは、新しいテンプレートを使用して既存のイメージを更新します。

  3. 以下のコマンドを実行して、ブート イメージを登録します。
    RegisterBTImages –i <image name> -s <manager> -e -b 
    

    このコマンドは、MDB 内のブート イメージ データを更新します。

  4. 以下のコマンドを実行して、イメージのパラメータ定義を更新します。
    RegisterBTImages -i <image name> -s <manager> [-v <new version no>] -e -l
    

    このコマンドは、更新されたブート イメージの SD パッケージを作成し、ブート サーバ上のブート イメージを更新します。 更新されたパッケージには、元のパッケージ名に「-update」が追加されます。 OS インストール ジョブを使用して、リモート ブート サーバ上に更新されたパッケージをステージングすることができます。

    これで、ブート イメージが更新され、更新済みの SD パッケージと共にドメイン マネージャに登録されます。

ウィザードを使用してブート イメージを更新する方法

  1. (オプション)カスタム変更が存在する場合、その変更を新しいテンプレート ファイルにマージしたことを確認します。
  2. DSM エクスプローラで、[ソフトウェア]、[ブートおよび OS イメージ ライブラリ]、[イメージ作成システム]、[ブート イメージの更新]に移動します。

    ブート イメージ更新ウィザードが表示されます。

  3. このウィザードの手順に従って、ブート イメージを更新します。

    ブート イメージが更新され、更新済みの SD パッケージと共にドメイン マネージャに登録されます。