一般に、Client Automation が動作している既存のコンピュータに Data Transport Service をインストールする場合は、インストール プロセスによって dtsbpv プログラムが自動的に実行されます。 dtsbpv プログラムでは、DTS Business Process Views のインストールまたはアップグレード、あるいはインストールとアップグレードの両方を実行する必要があるかどうかが自動的に決定されます。 次に、このプログラムでは、そのコンピュータ上で必要なビジネス プロセス ビューのインストールまたはアップグレード、あるいはその両方が自動的に実行されます。
つまり、dtsbpv プログラムでは、MDB に保存されている Data Transport Service クラスおよびオブジェクトへの追加、またはそれらのアップグレードが行われます。 通常は、これらのビジネス プロセス ビューのインストールまたはアップグレードは、Data Transport Service のインストール プロセス中に、ユーザによる入力なしで自動的に発生します。
ただし、Data Transport Service のインストール中に、dtsbpv プログラムが正常に実行されない場合がまれにあります。
dtsbpv プログラムが正常に実行されたかどうかが不明な場合、またはプログラムが失敗したことが判明した場合は、手動で実行してください。 また、ビジネス プロセス ビューの初期インストールに成功した場合でも、必要に応じて再インストールすることができます。 たとえば、Business Process Views を再インストールして、Data Transport Service NOS クラスを再初期化することができます。
注: dtsbpv プログラム項目を実行すると、以前に確立した Data Transport Service クラスおよびオブジェクトはすべて消去され、空の Data Transport Service フレームワークに置き換えられます。
注: dtsbpv プログラムは、Client Automation および Data Transport Service Network Object Server(NOS)コンポーネントがインストールされているコンピュータでのみ実行してください。
コマンド ラインから dtsbpv プログラムを実行するには、以下のコマンドを入力します。
dtsbpv
コンピュータ上の Data Transport Service のビジネス プロセス ビューをアンインストール(dtsbpv -u)および再インストールする場合は、以下のコマンドをコマンド ラインから入力します。
dtsbpv -u dtsbpv
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