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DTS および CA Common Services の統合

DTS には CA Common Services(CCS)が必須ではありませんが、このソリューションがない場合、DTS の機能は CCS を必要としないか、または使用しない機能に限定されます。 DTS を含む CA クライアント ソリューションをインストールするときにオプションとしてインストールされる CCS の WorldView コンポーネントとの統合により、DTS では追加の機能が提供されます。

CCS コンポーネントの既存のインストールでは、これらの要件が満たされています。 最良の結果を得るには、CA クライアント ソリューションのインストール プログラムによって提供される CA Common Services ファイルから、使用するか使用する予定のあるすべての CCS コンポーネントの最新のリリースをインストールすることをお勧めします。

注: DTS ネットワーク内の 1 台以上のコンピュータに CA Common Services をインストールしていない場合は、CCS の機能を使用することはできません。

重要: Unicenter DSM または CA Client Automation リリース 12.9 のいずれかをインストールして CCS をアップグレードする場合、以前に CCS r3.0 でショートネームを使用してディスカバリを行っていれば(たとえば、dscvone -n を実行して)、それ以降のディスカバリは、[サフィックスの削除]オプションが有効な状態で実行する必要があります。 これが行われないと、以前に検出されたオブジェクトおよび 2D マップの中でそれらに対して確立された DTS リンクのすべてが失われます。 これは、CCS コンポーネントが リリース 12.9 にアップグレードされる際に、自動的にネットワークが再検出され、元のオブジェクトの代わりに、完全修飾ドメイン名を使用した TCP/IP オブジェクトが作成されるからです。

Unicenter DSM または Client Automation がインストールされた後に、dscvrbe (クラシック ディスカバリ)に対して以下のように -3 オプションを使用して「サフィックスの削除」オプションを有効にするようにしてください。

dscvrbe -3 <削除するサフィックス>

例:

dscvrbe -3 ca.com

注: CCS 11.2 では、継続ディスカバリに「サフィックスの削除」オプションは存在しません。

注: すべてのアップグレードの詳細については、「実装ガイド」の「アップグレードおよび移行に関する考慮事項」を参照してください。