各監査トークンは、転送ジョブの開始または完了などの特定のイベントの発生時に、メッセージをアプリケーション ログおよびエージェント監査ログファイルに転送する Client Automation イベント コンポーネントに書き込むメッセージを定義します。 トークン発行時、つまり Data Transport サーバまたは Data Transport エージェントがメッセージを発行する際に拡張されるフリー テキストおよびマクロを含むよう、各トークンに対するメッセージ(監査値と呼ばれる)をカスタマイズすることができます。
たとえば、以下の監査トークンは、DTS エージェントに対するメッセージをカスタマイズできるイベントを示しています。 監査値は、各イベントに指定するマクロとフリー テキスト(存在する場合)です。
DTA_ABORT=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} aborted.
DTA_COMPLETE=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} completed.
DTA_FAIL=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} failed; error message=${XX}.
DTA_START=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} started.
DTA_SUSPEND=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} suspended.
DTA_RESUME=${DT} ${TT} Transfer from ${XF} to ${XT} resumed.
AUDIT_START=${DT} ${TT} Audit file started.
AUDIT_END=${DT} ${TT} Audit file stopped.
監査トークンの最初のグループ(DTA_ABORT ... DTA_RESUME)は、このエージェントを開始側または応答側に指定する転送が、中止、完了、失敗、起動、中断、または一時停止後に再開される場合に発行されます。
これらのメッセージは、転送固有の情報を起動している DTS エージェントに提供します。 TOS およびエージェントが同一のマシン上に存在しない場合は、TOS からの転送関連のメッセージはエージェント マシン上で表示されないため、これは非常に役立ちます。
最後の 2 つの監査トークン(AUDIT_START および AUDIT_END)は、監査のオン/オフを切り替える際に発行されます。
各監査メッセージで使用されるマクロの ${DT} および ${TT} は、それぞれ、${DateStandard} および ${TimeStandard} の短縮形です。 これらのマクロは、この DTS エージェント コンピュータに標準 C ライブラリ形式で日時を表示します。
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