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ロール ターゲットの定義
ポートフォリオを作成する場合、通常は工数のターゲット全体を時間または FTE 単位で指定します。 ポートフォリオの内容を作成する際に、時間スケール ビューで高レベル ターゲットを表示、編集、および配布できます。 以下の方法でロールの制約を定義できます。
- ポートフォリオを作成するときに、ポートフォリオ プロパティに全体的なロール ターゲットを定義します。 [分配ターゲット(合計)]フィールドに入力することで、期間全体に均一にターゲット全体を分散させます。 分配値は、期間セルに値を直接入力することで上書きできます。
- 各期間に入力し、合計額で[分配ターゲット]フィールドを更新します。 ブレークアウト金額の合計がポートフォリオ金額の合計より多い場合、差額が赤で表示されます。
- 期間別にターゲットを編集し、分配ターゲットへの影響、および元のターゲットと比較した影響を確認します。
- 計画する特定のロールを追加し、そのロールの制約を設定します。 最初にキャパシティに入力する際には、リソースと関連付けられている属性を使用して実際のキャパシティをフィルタします。 たとえば、すべてのエンジニアのキャパシティを入力するのではなく、特定の OBS またはリソース マネージャと関連付けられているエンジニアでフィルタします。
- 特定のロールの[キャパシティの自動入力]オプションを選択し、既存のキャパシティとそれらのロールのターゲットとの整合具合を確認します。 ポートフォリオ計画期間全体におけるそれらのロールの実際のキャパシティを確認できます。 ターゲットを分配ターゲット列と比較することで、ターゲットを満たすのに十分なキャパシティを持っているかどうかを簡単に確認できます。
例: ロール ターゲットの定義
Vicki は、翌年のアプリケーション維持用のポートフォリオを作成します。 リソースは、翌年の維持のために自分の時間の 20 パーセントを費やすと見積もられています。 ポートフォリオのロール ターゲットを設定するために、Vicki は以下の方法で、全体的なポートフォリオ リソース キャパシティをソートします。
- [OBS ユニット]および[予約マネージャ]属性でロール情報をフィルタします。
- 目的のロールをポートフォリオ ターゲットに追加します。
- システムで利用可能なリソース キャパシティを特定のロールに入力します。 たとえば、Vicki はバックオフィス IT チーム内の上級開発者 ロールのキャパシティを入力します。 ロールには、関連付けられたリソースにシステムから利用可能な時間数が入力されます。
- キャパシティを 20 パーセント増減させることで、アプリケーション維持用のリソース時間の見積もりと入力されたキャパシティを整合させます。
Vicki は、ロール計画フレームワークを設定して、各期間の値を編集または入力を行います。
以下の手順に従います。
- [ホーム]を開き、[ポートフォリオ管理]から[ポートフォリオ]をクリックします。
- 詳細なターゲットを定義するポートフォリオを開きます。
- [ターゲット]をクリックします。
- [ロール]-[ポートフォリオのロール合計]セクションに移動し、必要に応じて、以下のタスクを 1 つ以上実行します。
- ロールをフィルタまたは追加するには、[ロールの追加]をクリックします。
- 関連付けられているリソースで利用可能な既存のキャパシティをロールに入力するには、ロールを選択して[キャパシティの自動入力]をクリックします。
- 入力されたキャパシティを増減させて、見積もりのリソース時間と整合させるには、ロールを選択して[キャパシティの増減]をクリックします。
- 変更を保存します。
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