マトリクスは、以下の要素で構成されています。
会計トランザクションの処理中に使用するコスト/レート マトリクスを定義して、コストおよび請求レートを決定できます。 労働、資材、備品および経費のリソース タイプに対してコストとレートのマトリクスを作成できます。
既定のマトリクスは、システム レベル、エンティティ レベルおよび投資レベルで確立できます。 CA Clarity PPM では、投資レベル、エンティティ レベル、システム レベルの順でマトリクスを検索し、適用します。 既定のレートの場所は、エンティティ レベルまたはシステム レベルに設定できます。 マトリクスと一致しない場合は、トランザクション作成時にコストとレートを手動で入力できます。
コスト/レート マトリクスを作成する前に、通貨を設定します。
レート マトリクスを使用して、投資に直接コストを指定します。 トランザクションにコストまたは請求レートを適用すると、レートの選択肢から正しいレートが自動的に選択され、レート計算に使用されます。 コストまたはレート専用のマトリクスを追加できます。
マトリクス行は、すべての価格設定シナリオをカバーするために、レート構造全体に適用されます。 各プロジェクトに 1 つのコスト/レート マトリクスを設定できます。
コスト/レート マトリクスを設定するには、以下の手順を使用します。
コスト プラス メカニズムは、マークアップの適用に使用されます。 コスト プラス コードは、コスト プラスのルールのセットです。
コスト プラスのルールでは、実際コストまたは標準コストのマークアップが可能です。 プロジェクト マネージャは、コスト プラスのルールをプロジェクトに関連付けて、乗数(要因)、負担、および間接費メソッドで計算されるマークアップを適用できます。
コスト プラスのルールは、コスト プラス コードに追加され、コスト プラスを構成します。 コスト プラスは、既存のコスト/レート マトリクスで使用されます。
コスト プラス コードを有効にするには、以下の手順を実行する必要があります。
コスト プラス コードを削除するには、横のチェック ボックスをオンにして、[削除]をクリックします。 コスト プラス コードがトランザクションで使用されている場合は、削除できません。
以下の手順に従います。
リスト ページが表示されます。
プロパティ ページが表示されます。
コスト プラス コードに一意の ID を定義します。
制限: 8 文字
コスト プラス コードの詳細な説明を定義します。
制限: 40 文字
コスト プラス コードの簡単な説明を定義します。
制限: 15 文字
リストのコスト プラス コードが適用されるコスト タイプを定義します。
値:
コスト プラス コードに追加するコスト プラス ルールによって、マークアップに適用される条件および金額が指定されます。 コスト プラスのルールは、コスト プラス コードに追加され、コスト プラスを構成します。 コスト プラスは、既存のコスト/レート マトリクスで使用されます。
追加後にコスト プラス ルールを削除するには、以下の手順に従います。
以下の手順に従います。
リスト ページが表示されます。
プロパティ ページが表示されます。
[作成]ページが表示されます。
このルールを呼び出す開始値を定義します。
実際コストまたは標準コストに適用するマークアップ タイプを定義します。
既定値: パーセント
負担に適用するマークアップ タイプを定義します。
既定値: パーセント
間接費のマークアップ変数を定義します。
既定値: パーセント
マークアップが適用されるユニット範囲を表示します。
マークアップの対象(たとえば、コスト、レート、実績値など)を表示します。
このルールを呼び出す日付範囲の終了日を定義します。
乗数マークアップの割合を定義します。 このコスト プラス ルールが呼び出されるとき、トランザクションの合計額の計算に乗数額が含まれます。
既定値: 0
負担マークアップの割合を定義します。 負担は、コスト(実際または標準)と負担額の積と等しくなります。 このコスト プラス ルールが呼び出されるとき、トランザクションの合計額の計算に負担額が含まれます。
既定値: 0
間接費マークアップの割合を定義します。 間接費は、ビジネスの運用コストであり、コスト(実際または標準)と間接費額の積と等しくなります。 このコスト プラス ルールが呼び出されるとき、トランザクションの合計額に間接費額が含まれます。
既定値: 0
各エンティティに対して、必要な数のコスト マトリックスを作成します。 一般プロパティを定義したら、マトリクスに列を割り当てます。
以下の手順に従います。
[マトリクスの管理]ページが表示されます。
プロパティ ページが表示されます。
マトリクスの一意の名前を定義します。
制限: 40 文字
コスト/レートのマトリクス タイプを定義します。
このマトリクスの既定通貨を定義します。 このフィールドは、複数通貨が有効な場合にのみ表示されます。
既定値: システム通貨
マトリクスで使用する場所を定義します。
マトリクスで使用するエンティティを定義します。
このマトリクスを特定のユーザに制限するかどうかを指定します。
既定値: オフ
このマトリクスに固有な任意の追加情報を定義します。
レートを適用する条件を設定できます。 コスト/レート マトリクスに対して割り当て、削除、順序、並べ替えできる列は、最大 10 列です。 トランザクションの処理中、マトリクスの列を使用して、レートおよびコストを決定します。
列の順序によって重み付けが決まり、フィルタによってレートが決まります。 トランザクション処理中にマトリクスが指定されると、列は左から右へと読み取られます。 たとえば、最初の列が「クライアント」で、2 列目が「プロジェクト」である場合、クライアントに関連付けられたプロジェクトのみがこのコスト/レート マトリクスに対して実行されます。
以下の手順に従います。
プロパティ ページが表示されます。
列がコスト/レート マトリクスに割り当てられます。
以下の手順に従います。
プロパティ ページが表示されます。
マトリクス行の編集ページが表示されます。
マトリクス行のプロパティが表示されます。
この行の有効な日付範囲の開始日を定義します。 この範囲内に処理されるすべてのトランザクションには、このマトリクスのレート/コストが適用されます。
この行の有効な日付範囲の終了日を定義します。
トランザクションに適用される請求レートを定義します。 0.00 以上の値が必要です。 0.00 以上の請求レートを入力すると、単価マトリクスが追加されます。
備品、資材および経費の単価は、数量と等しくなります。 たとえば、サーバ 1 台のコストが 1,000 ドルである場合、単価は 1 に設定されます。
マトリクスで設定された条件と一致する任意のトランザクションに関連付けられた標準コストを定義します。 標準コストは、コスト レポートに適用されます。
マトリクスで設定された条件と一致する、任意のトランザクションに関連付けられた実際コストを定義します。 実際コストは請求に適用されます。
マトリクス内の行の通貨を指定します。 この値は、マトリクスの各行によって異なる可能性があり、トランザクション照合が行われる場合に割り当てられます。 複数通貨が有効な場合にのみ表示されます。
既定値: マトリクスの既定通貨
トランザクションがマトリクスで設定された条件と一致する際に使用するコスト プラス コードを指定します。
レートの増加は全マトリクスに反映されます。 この手順を完了するには、少なくとも 1 つのマトリクス行が存在する必要があります。
以下の手順に従います。
マトリクス行の編集ページが表示されます。
指定された期間の割合に適用する増加率を定義します。
指定された期間の標準コストに適用する増加率を定義します。
指定された期間の実際コストに適用する増加率を定義します。
レート変更が反映されるマトリクス行の日付範囲の開始日を定義します。
レート変更が反映されるマトリクス行の日付範囲の終了日を定義します。
新規マトリクス行の有効な日付範囲の開始日を定義します。
レポートの有効な日付範囲の終了日を定義します。
レートは日によって変わります。 マトリクス行をコピーするときに、日付を重複させることはできません。
以下の手順に従います。
この行の有効な日付範囲の開始日を定義します。 この範囲内に処理されるすべてのトランザクションには、このマトリクスのレート/コストが適用されます。
この行の有効な日付範囲の終了日を定義します。
トランザクションに適用される請求レートを定義します。 0.00 以上の値が必要です。 0.00 以上の請求レートを入力すると、単価マトリクスが追加されます。
備品、資材および経費の単価は、数量と等しくなります。 たとえば、サーバ 1 台のコストが 1,000 ドルである場合、単価は 1 に設定されます。
マトリクスで設定された条件と一致する任意のトランザクションに関連付けられた標準コストを定義します。 標準コストは、コスト レポートに適用されます。
マトリクスで設定された条件と一致する、任意のトランザクションに関連付けられた実際コストを定義します。 実際コストは請求に適用されます。
マトリクス内の行の通貨を指定します。 この値は、マトリクスの各行によって異なる可能性があり、トランザクション照合が行われる場合に割り当てられます。 複数通貨が有効な場合にのみ表示されます。
既定値: マトリクスの既定通貨
トランザクションがマトリクスで設定された条件と一致する際に使用するコスト プラス コードを指定します。
コスト/レート マトリクスをコピーすると、既存のマトリクスの定義済みプロパティを使用して、新規マトリクスが追加されます。
以下の手順に従います。
プロパティ ページが表示されます。
マトリクスの一意の名前を定義します。
制限: 40 文字
マトリクス タイプを指定します。
値: コスト/レート
このマトリクスの既定通貨を定義します。 このフィールドは、複数通貨が有効な場合にのみ表示されます。
既定値: システム通貨
マトリクスで使用する場所を定義します。
マトリクスで使用するエンティティを定義します。
このマトリクスを特定のユーザに制限するかどうかを指定します。
既定値: オフ
このマトリクスに固有な任意の追加情報を定義します。
列の数がマトリクスに表示されます。
行の数がマトリクスに表示されます。
列の指定ページが表示されます。
[終了]ページが表示されます。
コスト/レート マトリクスの新しいコピーが作成されます。
現在表示されているか、変更されているマトリックスはロックされます。そのため、他のユーザは表示や変更ができません。
以下の手順に従います。
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