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需要管理設定

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インシデント会計の既定値の設定方法

インシデント カテゴリ

インシデント ジョブ

エラーのチェック

インシデント会計の既定値の設定方法

リソースがインシデント用の会計データを入力できるようにするには、以下の手順に従います。

投資は投資レベルの配置とチャージバックのみをサポートします。

インシデント カテゴリ

需要管理の設定の一部として、インシデント カテゴリという名前の投資の論理グループを作成します。 インシデント カテゴリを使用して、特定のタイプのインシデントを分類できます。 それらのカテゴリでは、組織構造を反映するインシデントの論理グループ分けを設定できます。 その後に、投資を作成してこれらのインシデント カテゴリに関連付けることができます。

リソースがすべてのインシデント カテゴリを操作する小組織では、グループにすべてのリソースを追加できます。 次に、グループをインシデント カテゴリに割り当てます。 リソースがスペシャリストである大組織では、グループを作成し、その専門知識に基づいてグループにリソースを追加できます。 次に、グループを異なるインシデント カテゴリに割り当てます。

インシデント カテゴリの使用方法

インシデント カテゴリを作成すると、リソースはインシデントをログ記録できます。 次に、インシデント カテゴリ プロパティを定義し、投資をインシデント カテゴリに関連付けて、リソース、グループおよび OBS ユニットにインシデント カテゴリのアクセス権を付与します。

[インシデント カテゴリの作成]ページを使用して、インシデント カテゴリを作成します。

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. [新規]をクリックします。

    [作成]ページが表示されます。

  3. 以下のフィールドに入力します。
    カテゴリ名

    インシデント カテゴリの略称を定義します。

    カテゴリ ID

    インシデント カテゴリの一意の識別子を定義します。

    説明

    短い説明を定義します。

  4. [保存して戻る]をクリックします。

投資とインシデント カテゴリの関連付け

投資をカタログ化すると、投資(資産、アプリケーション、製品、サービス、その他の作業)を、個別にまたはバッチ プロセスによってインシデント カテゴリに関連付けることができます。 たとえば、モニタ、キーボードおよびマウス資産を「ハードウェア: 周辺装置」インシデント カテゴリに関連付けることができます。

インシデントから投資をインシデント カテゴリに関連付けることもできます。

投資をインシデント カテゴリに関連付ける前に、インシデント カテゴリ内の影響を受ける投資を選択します。

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. 投資を関連付けるインシデント カテゴリの名前をクリックします。

    プロパティ ページが表示されます。

  3. [関連投資]をクリックします。
  4. [投資の選択]フィールド用の投資を選択します。
  5. [保存]をクリックします。

インシデント カテゴリへのアクセスの制御

[このカテゴリへのアクセス]ページを使用して、インシデント カテゴリへのアクセス権があるリソース、グループおよび OBS ユニットを制御します。

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. インシデント カテゴリの名前をクリックします。

    プロパティ ページが表示されます。

  3. [このカテゴリへのアクセス]メニューを開いて、以下のいずれかのオプションをクリックします。
    すべてを表示

    インシデント カテゴリへのアクセス権があるすべてのリソース、グループ、および OBS ユニットのリストを表示します。 また、このカテゴリに対するリソース、グループおよび OBS ユニットのアクセス権も表示します。

    リソース

    このインシデント カテゴリへのアクセス権を付与するリソースを定義します。

    グループ名

    このインシデント カテゴリへのアクセス権を付与するグループを定義します。

    OBS ユニット

    このインシデント カテゴリへのアクセス権を付与する OBS ユニットを定義します。

  4. [追加]をクリックし、各アクセス権の隣のチェック ボックスをオンにして[次へ]をクリックします。
  5. 各エンティティ(リソース、グループまたは OBS ユニット)の隣のチェック ボックスをオンにして、[追加]をクリックします。

    注: 表示されるエンティティのリストは選択内容によって異なります。

インシデント カテゴリの優先度の設定

インシデント優先度マトリクスを使用し、影響と緊急度に基づいてインシデントをエスカレーションします。 マトリクス用の優先度レベルを設定できます。 たとえば、低、中または高に設定します。 影響値は緊急度値に対してプロットされます。 それぞれの影響と緊急度値の交点がインシデントの優先度になります。

既存のインシデントを保存すると、インシデント優先度マトリクスに対して行った変更に基づいてインシデント優先度が再計算されます。

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. [優先度の設定]をクリックし、指定された影響と緊急度の組み合わせに応じてインシデント優先度を選択します。
  3. 変更を保存します。

投資をインシデントに割り当て

CA Clarity PPM は、多くの場合インシデント用の主要データ ソースになりません。 XML Open Gateway を使用して他のシステムからインシデントを捕捉し、CA Clarity PPM にインポートできます。 多くの場合、インシデントは未完了の投資データとともにインポートされます。 インシデントには投資と関連付けられていない個々の工数エントリが含まれる場合があります。 その場合は、1 つの投資をそのようなすべての工数エントリに割り当てることができます。

詳細については、「XML Open Gateway 開発者ガイド」を参照してください。

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. [投資の割り当て]を開き、インシデントの隣のチェック ボックスをオンにして投資を割り当てます。
  3. [割り当て]をクリックします。

    投資がインシデントに割り当てられます。

インシデント ジョブ

CA Clarity PPM は、インシデント用の次のジョブを提供します。

エラーのチェック

以下の手順に従います。

  1. [管理]を開いて、[データ管理]から[インシデント]をクリックします。

    [セットアップ]ページが表示されます。

  2. [処理エラー]をクリックします。