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MSMCPROC JCL プロシージャ

SCS アドレス空間は、MSMCPROC JCL プロシージャを使用します。 このプロシージャを z/OS の START コマンドが使用するシステム PROCLIB にコピーし、ユーザのインストール環境に合うように修正する必要があります。

以下のことが可能です。

お使いのシステムの z/OS UNIX System Services 環境が、SYS1.PARMLIB(BPXPRMxx)メンバの AF_INET6 ドメインで設定されていない場合は、SCS アドレス空間パラメータ メンバ MSMCPARM の TCP/IP パラメータを更新します。 <TCPIP ipaddr="::" port="49152"/> を <TCPIP ipaddr = "0.0.0.0" port="49152"/> に変更します。

SCS アドレス空間用のセキュリティ システム ユーザ ID を定義します。 ユーザ ID には、定義済みの OMVS セグメント、および SCS アドレス空間 JCL プロシージャが配置されたデータ セットに対する読み取りアクセス権が必要です。 ユーザ ID には OMVS のスーパーユーザ権限は必要ありません。

SCS アドレス空間をスターティッド タスク、または開始されたジョブとして開始できます。