前のトピック: CA Detector 収集データを手動で一括ロードする方法次のトピック: DB2 オブジェクト マイグレーションを有効にする方法


複数の TSF 領域へのデータ転送

CA Chorus を複数インストールをしている場合は、複数の Time Series 機能(TSF)領域へデータを転送するために以下の手順に従ってください。

注: 特定の DB2 サブシステムから複数の CA Chorus インストールにデータを送信しない場合、これらの手順は不要です。 TSF の複数バージョンに関する詳細は、「アップグレード ガイド」を参照してください。 リモート TSF システムの詳細については、「Manual Configuration Guide」を参照してください。

  1. TPDTFEED スターティッド タスクの TPDTFEED STEP PRDTSF を元の PRDTSF ステップのすぐ下に直接コピーし、新しい STEPNAME を指定します。 以下に例を示します。
    //*-----------------------------------------------------------   
    //PRDTSF  EXEC PGM=PDTTSF,REGION=0M,COND=(4,LE,UNLOAD),          
    // PARM='-I&ITIME &ETIME'                                        
    //STEPLIB  DD  DISP=SHR,DSN=&TGTPFX..CDBALOAD                    
    //INFILE   DD  DISP=SHR,                                         
    //             DSN=&TPDTHLQ..PDTTSF.DB2&SSID..D&VDATE..T&VTIME   
    //SYSOUT DD SYSOUT=*                                          
    //SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                          
    //SYSERR   DD  SYSOUT=*                                          
    //STDERR   DD  SYSOUT=*                                          
    //CEEDUMP DD  SYSOUT=*                                           
    //*-----------------------------------------------------------   
    //OTHERTSF  EXEC PGM=PDTTSF,REGION=0M,COND=(4,LE,UNLOAD),        
    // PARM='-I&ITIME &ETIME'                                        
    //STEPLIB  DD  DISP=SHR,DSN=&TGTPFX..CDBALOAD                    
    //INFILE   DD  DISP=SHR,                                           
    //             DSN=&TPDTHLQ..PDTTSF.DB2&SSID..D&VDATE..T&VTIME     
    //SYSOUT DD SYSOUT=*                                            
    //SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                            
    //SYSERR   DD  SYSOUT=*                                            
    //STDERR   DD  SYSOUT=*                                            
    //CEEDUMP DD  SYSOUT=* 
    
  2. PARM ステートメントで TSFSUFFIX パラメータ(-T)に一意の値を使用して、追加の TSF 領域を指定します。 この値は、接続している TSF 領域の TSFSUFFIX と一致させる必要があります。 たとえば、別の TSF 領域を O という TSFSUFFIX で開始するには、以下のように「-TO」と指定します。
    // PARM='-I&ITIME -TO &ETIME'
    

    注: デフォルトでは、TSFSUFFIX (-T)は必要ではありません。 デフォルトの値が許可されている場合、サフィックスは PROD です。

  3. TPDTFEED スターティッド タスクへの変更を保存します。

    この例では、OTHERTSF ステップは O という TSFSUFFIX の TSF 領域に接続します。 この領域は TPDTFEED スターティッド タスクが実行するのと同じ LPAR で実行されます。