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開始前の確認事項

サードパーティ CD

CA Business Service Insight をインストールする前に、「CA Business Service Insight」という名前のフォルダ、および「CA Business Service Insight - Third Party」という名前のフォルダをダウンロードします。 インストール中に、メッセージが表示されます。 適切なフォルダの場所を入力して、製品を正しくインストールするために必要なファイルをダウンロードします。

フォルダ「CA Business Service Insight - Third Party」には、CA Business Service Insight で使用されるサードパーティ製品のファイルが含まれています。

以下の手順に従います。

  1. サポート(support.ca.com)にログインします。
  2. Download Center リンク(左側)に移動します。
  3. 次の製品を入力します: CA Business Service Insight - WINDOWS-ALL。
  4. バージョンを選択します。

    ダウンロード可能なファイルがすべて表示されます。

  5. 必要なフォルダをダウンロードし、後で使用するために保存場所を記録します。

サービスの停止

CA Business Service Insight をインストールする前に、タスク マネージャのプロセス リストで実行中の JAVA プロセスを確認し、インストールの開始前にそれらをすべて停止します。

アップグレード時には、CA Business Service Insight に属するサービス(すべての「Oblicore」サービス)をすべて停止します。 さらに、すべての JAVA プロセス(ACE2、Oblisync、および Tomcat)も停止します。

インストールおよび地域の設定

地域と言語の設定が英語以外のときに、インストール コマンドが変更されてインストールが中断する場合があります。

地域と言語の設定が英語以外のときは、一時的に設定を[英語(米国)]に変更し、以下のインストール手順に従ってください。

  1. CA Business Service Insight をインストールする前に、地域の設定を[英語(米国)]に変更します。
  2. このガイドに記載されている手順に従ってインストールします。
  3. 再起動します。
  4. 地域の設定を元に戻します。
  5. 再起動します。
  6. CA Business Service Insight を使用します。

複数のサーバへのインストール

複数のサーバにインストールする場合:

  1. Web サーバに移動して、分散トランザクション コーディネータ サービスを[開始]に設定します。
  2. Web サーバに移動して、World Wide Web 発行サービスを[開始]に設定します。
  3. Oracle クライアントおよびデータベース接続設定(たとえば TNSnames.ora、listener.ora)コンポーネントを正しくインストールおよび設定します。そうすれば、OLEDB を通じてデータベースへの接続を確立できます。
    1. TNSnames.ora をすべてのサーバにインストールおよび設定します
    2. Listener.ora をデータベース サーバにインストールおよび設定します

アプリケーションおよび Web サーバ

  1. ローカル ネーミング構成ファイル($ORACLE_HOME\network\admin\TNSNAMES.ORA)に、サービス エイリアス、および正しいホスト名とポート(デフォルトは 1521)が含まれていることを確認します。

注: 以下の TNSNAMES.ORA ファイルの例を参照してください。

DB サーバ

  1. リスナ構成ファイル($ORACLE_HOME\network\admin\LISTENER.ORA)が正しく設定されており、作成されるインスタンスを認識することを確認します(以下の LISTENER.ORA ファイルの例を参照)。
  2. コマンド ラインから以下のコマンドを実行します。
    lsnrctl status 
    

    サービス サマリのリストが表示されます。 以下のメッセージが表示されます。

  3. メッセージが表示されない場合は、以下のコマンドを実行します。
    lsnrctl start 
    

    以下のメッセージが表示されます。

  4. ファイル($ORACLE_HOME\network\admin\SQLNET.ORA)に以下の行が含まれていることを確認します。
    SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES = (NTS)
    
  5. Oracle クライアントとリスナ間の通信をテストします。
    1. コマンド ラインから以下のコマンドを実行します。
      	Tnsping  <tns_entry_name>
      

    システムは "OK" を返し、応答時間が表示されます。

TSNAMES.ORA ファイル
OBLICORE =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = server12.ca.com)(PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVER = DEDICATED)
      (SERVICE_NAME = oblicore)
    )
  )
LISTENER.ORA ファイル
SID_LIST_LISTENER =
  (SID_LIST =
    (SID_DESC =
      (GLOBAL_DBNAME = OBLICORE)
      (ORACLE_HOME = C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1)
      (SID_NAME = oblicore)
    )
  )

LISTENER =
  (DESCRIPTION_LIST =
    (DESCRIPTION =
      (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = server12.ca.com)(PORT = 1521))
      (ADDRESS = (PROTOCOL = IPC)(KEY = EXTPROC1521))
    )
  )