新規契約を作成する場合について考えます。 最初に、この契約は[暫定]のステータスになり、顧客との交渉が継続している間は契約の変更が可能です。 契約の締結後、契約がコミットされます。これにより、契約のステータスが変わります。 新規ステータスは、契約がコミットされた日付と開始日との関係基づいて設定されます。 たとえば、契約は 2005 年 1 月 15 日にコミットされましたが、開始日が 2005 年 2 月 1 日である場合、契約ステータスは 2 月 1 日まで[保留中]になります。 開始日に達すると、ステータスは[有効]に変わります。 これに対し、開始日が 2005 年 1 月 1 日(つまり 2 週前)だった場合は、契約がコミットされると、ただちに契約ステータスは[有効]に変わります。
すでにコミットされた契約を変更するには、新規契約バージョンを作成する必要があります。 最初に、新バージョンは[新規]のステータスになります。 新バージョンがコミットされた後、旧バージョンは新バージョンの開始日まで[有効]のままです。 たとえば、新バージョンは 2005 年 7 月 15 日にコミットされましたが、開始日が 2005 年 8 月 1 日である場合、旧バージョンは 8 月 1 日まで[有効]のままです(旧バージョンの元の終了日が 2005 年末だった場合でも、その終了日は無視されます)。 新バージョンの開始日に達すると、新バージョンのステータスが[有効]になり、同時に旧バージョンのステータスが[無効]に変わります。
レポートは、[有効]および[無効]の両方の契約バージョンのデータを使用して生成できます。 これは、新バージョンと旧バージョンの有効期間が一部のみオーバラップしている場合、旧バージョンが新バージョンに完全に置き換わるわけではないという前提に基づいています。 これに対し、新バージョンと旧バージョンの有効期間がすべてオーバラップしている場合は、CA Business Service Insight では旧バージョンが新バージョンに完全に置き換わるものと見なされます。 その結果、新バージョンは、コミットされるとただちに[有効]になり、旧バージョンのステータスは[キャンセル済み]に変わります。 [キャンセル済み]バージョンのレポートは生成できません。
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