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Business Day Counting Library

このモジュールは実際のタイムスタンプの計算を行い、営業日の開始および終了の時間を算出します。 2 つの異なるロジックが提供されます。

• X 日以内 - これは、日数をカウントする際にチケットのオープン時間を考慮に入れます。 たとえば、チケットが 14：00 にオープンされ、翌営業日の 13：00 にクローズされた場合、これを 1 日とカウントされます。 チケットが翌営業日の 15：00 にクローズされた場合は、2 日とカウントされます。
• 同一日、翌日 - これはチケット オープン時間を考慮しません。 アクティブなタイムスロットが存在している日（つまり営業日）であれば、該当する時間がわずかであってもその日を 1 日としてカウントします。 たとえば、チケットが日付 1 のタイムスロット内の最後の 1 秒でオープンされた場合でも、その日は1日とカウントされます。 チケットが日付 1 のタイムスロット後にオープンされた場合は、その日はカウントされません。 「同一日」とマークされているチケットの場合、チケットはその日の終わりまでにクローズする必要があります。 チケットのオープン直後の時間が含まれるタイムスロットによって、どちらの日になるかが決定されることに注意してください。 今日のタイムスロット終了後にオープンされたチケットは翌日からアクティブであると考えられます。従って今日のタイムスロット終了後にオープンされた場合、「同一日」のチケットは翌日の終業時までにクローズする必要があります。オープン日の深夜 0 時以降にオープンされたチケットは 2 日とカウントされます。

どちらの営業日ロジックも、同一のモジュールに基づいており、違っている点はパラメータの設定のみです。

• 単一タイムスロット - 計算するメトリック自体のタイムスロット/タイム ゾーンが単一であることを想定しています。 以下のパラメータを実装する必要があります。
  • WhatToCalculate - このパラメータを使用して、しきい値の範囲内でのチケット数を取得するか、チケットの合計をもとにしきい値の範囲内でのチケットのパーセンテージを取得するかを決定できます（PERCENT/CNTWITHINTHRESHOLD）。
  • CountWholeDays - このパラメータは、ユーザが 「同一日/翌日」機能を使用するか（TRUE）、「X 営業日位内」機能を使用するか（FALSE）を決定します。
  • DaysThreshold - これは、どれだけの日数で成功と見なすかをシステムに通知します。 「同一日」機能では、1 日目も日数にカウントされます。 従って、Same day = 1、Next day = 2 となります。 「X 日以内」については、日数はより直観的に理解できます。したがって、「3 日以内」の場合、値は 3 である必要があります。

    注： 「同一日/翌日」機能は、実際にはこれら 2 つの値に制限される訳ではなく、たとえば 3 日目の終わりまでのように実装することもできます。

• 複数タイムスロット - 上記の単一タイムスロットに加え、新しい機能では複数タイムスロットのイベントがサポートされます。 このサポートは、Within X Business Days By Timeslots Extension Library という名前の追加の拡張ライブラリによるものです。 このライブラリはメトリック自体に接続されます。 これによってタイムスロット機能が追加され、さらに追加のパラメータ ペアが必要になります。
  • RegistrationList - LocationId という名前の単一のフィールドを持つテーブル パラメータです。 このテーブルには、同一契約内に配置される必要がある場所のタイムスロット イベントを送信するメトリックのリストが含まれます。
  • EventLocationId - 受信イベントの場所を決定するためにシステムが実行する必要のあるものの定義です。

  また、この機能を有効にするために、新しいイベント タイプが追加され、チケット ライフサイクル間での夏時間の変更を処理することができるようになりました。

  このイベント タイプは LocationDstChangeNotification という名前で、以下の仕様に定められています。

  • LocationId - 文字列で指定します。
  • DistanceFromUtc - 整数で指定します。

モジュール依存関係

含まれるモジュールを以下の表に示します。