サービス/コンポーネント可用性のパーセンテージでの前提
サービス/コンポーネントがある期間内に利用可能であった時間のパーセンテージを計算します。
可用性の計算は個別のコンポーネントまたはシステムのいずれかに対して行われます。 可用性ビジネス ロジックの実装例については、「実装ガイド」の「付録 2」で「ケース スタディ 14: 時間集積クロックの使用方法」を参照してください。
可用性は以下のような方法で計算されます。
サービスまたはコンポーネントの可用性は、合計 AST(合意済みサービス時間: 計算期間の開始時点から終了時点までの時間からタイムスロット外期間を除いた時間として計算される)から AST 内の実際の休止時間(タイムスロット外期間を除く計算期間内でのすべての休止期間の合計として計算される)を引いて求められた値を合計 AST で割り、その結果に 100% を掛けて算出されます。
リソース クラスタ外に構築されたシステムの可用性
失敗統計情報での前提
失敗統計情報が作成され、Availability ドメインでのいくつかのタイプの計算結果が配布されます。 これらの計算はサービス/コンポーネントの可用性のパーセンテージと似た性質のものであるため、同じモジュール内に実装されています。 モジュールは、WhatToCalculate パラメータによって決定される計算の結果を提供します。
モジュール インターフェース
パラメータを以下の表に示します。
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名前 |
説明 |
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WhatToCalculate |
計算結果を決定します。 |
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Threshold |
システムが UP であるために UP になっている必要があるリソースの数(またはパーセンテージ)。 |
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ThresholdUnit |
しきい値の単位(アイテム数またはパーセンテージ)。 |
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Debug |
デバッグ モードであるかどうかを決定します。 |
モジュール依存関係
含まれるモジュールを以下の表に示します。
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名前 |
説明 |
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Log Library (LL) |
拡張ログ機能のライブラリ。 |
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Parameter Kernel Library (PKL) |
モジュール パラメータの検証および入力関連のライブラリ。 |
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Parameters Overlay - Basic Action Library (POBAL) |
一部の一般的なパラメータの検証および入力関連のライブラリ。 |
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Callback Kernel Library (CKL) |
コールバック機能を有効にするライブラリ。 |
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Quick Metric Filtering (QM) |
クイック メトリック機能で必要となるフィルタリング モジュール。 |
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Quick Metric Mapping (QM) |
クイック メトリック機能で必要となるマッピング モジュール。 |
モジュール計算(WhatToCalculate パラメータ)
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