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システムのデータ モデルの構築

データ モデリング プロセスの一環として、必要なコンポーネントがデータ ソースおよび計算要件に基づいて特定されます。

データ モデリング プロセスおよびそれらの定義で特定する必要のあるコンポーネントのリストを以下に示します。

イベント名

CA Business Service Insight に表示されるイベントの名前。可能な限りわかりやすい名前にする必要があります。

イベント動作

指定されたイベントの動作。データ ソースから受信される時期、条件などです。

タイムスタンプ フィールド

イベント タイムスタンプ]として使用されるデータ ソースのフィールド。

イベント タイプ フィールド

イベント タイプに変換されるデータ ソースでのフィールド。レポートのタイプを示します。 イベント タイプの定義は手動であり、1 回で完了するのが理想的であるため、異なるイベント タイプの数は可能な限り最小化することが重要です。

データ フィールド

データ フィールドとして取得されるデータ ソースのフィールド。

リソース フィールド

リソースに変換されるデータ ソースのフィールド。 ライフサイクルが比較的固定されているレポートに必要なエンティティが含まれます。 リソースはライフサイクルが定義されたエンティティです。システム内で変更を動的に管理することができます。 リソースのライフサイクルを参照すると、前述のように、リソースが追加されたり、異なるサービスや他のエンティティにリソースの配置が変更されたりする頻度がわかります。 CA Business Service Insight 内のリソースとして変換されるフィールドは、配置変更をほとんど行わないようにする必要があり、その他の変更も制限するようにしてください。

最後に、上記のすべての定義に基づくコンポーネントを以下に示します。

登録基準

登録基準を定義します。 登録基準は、メトリックが登録するイベント タイプおよびリソースを定義します。 リソースに対するリクエストは、リソースでの登録によって直接実行するか、または配置エンティティ(サービス、契約関係者、リソース グループ、リソース タイプなど)によって実行することができます。 この定義は登録機能によって決定されます。

もう 1 つの方法はメトリックによる登録です。この場合、現在のメトリックは別のメトリックから出力(サービス レベルの結果)を取得し、それらを入力として使用します。 また、複数のメトリックからの結果を入力として使用することもできます。