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レポート テンプレートの作成

レポート テンプレートでは、追跡するメトリック データの種類、レポートされるメトリック データの対象期間、およびそれらのデータをグラフ形式および表形式で表示する方法を定義します。 レポート テンプレートの保存後は、すべてのユーザがいつでもレポートを生成できます。

レポート テンプレートを作成する方法

  1. 管理モジュール エディタ ウィンドウで、[エレメント]-[レポート テンプレートを新規作成]の順に選択します。

    注: 書き込みアクセス権がない場合は、[レポート テンプレートを新規作成]メニューの項目を使用できません。

    [新規レポート テンプレート]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. レポートの最初のエレメントを指定します。
    1. [名前]フィールドに、新しいレポート テンプレートの名前を入力します。
    2. 強制的に一意にする]を選択して、レポート名が一意であることを確認します。

    このオプションをオンにした後に、一意でない名前を入力した場合は、その名前が一意になるように、Introscope が番号を追加します。

    注: 追加された番号は、作成したレポート テンプレートが管理モジュール エディタに表示されたときに表示されます。 [強制的に一意にする]をオンにしておらず、同じレポート テンプレート名が存在する場合は、Introscope でエラー メッセージが表示され、レポートが作成されません。

    1. ドロップダウン リスト ボックスから管理モジュールを選択して、そのレポートに含める管理モジュールを選択します。
    2. オプション: 既存の管理モジュールを選択してレポートに含める代わりに、[選択]-[管理モジュール]の順にクリックして、新しい管理モジュールに名前を割り当てます。
    3. [OK]をクリックします。

    管理モジュール作成の詳細については、「管理モジュールの作成と操作」を参照してください

    新しいレポート テンプレートが管理モジュールエディタ に追加され、設定ペインが表示されます。

  3. レポート テンプレートをアクティブにする準備ができたら、設定ペインで、[アクティブ]チェック ボックスをオンにします。

    アクティブなレポート テンプレートを生成すると、コンソール、Investigator、および管理モジュールエディタのレポート テンプレートのリストにそのレポート テンプレートが表示されます。 「レポート テンプレートからのレポートの生成」を参照してください。

    ヒント: リストに表示しないでレポートをテスト生成できるように、作成後の新しいレポートは、非アクティブのままにしておくことをお勧めします。 レポートをテストし、使用できる状態になったら、[アクティブ]をクリックしてアクティブにします。

  4. レポート データを定義するには、[テンプレート エディタを開く]をクリックします。

    レポート エディタで、レポートの目的、実行のタイミングと期間、結果の表示について指定します。

  5. ツールバーを使用して、レポートにエレメントを追加します。

ここでは、以下のことができます。

レポートへのレポート エレメントの追加

メトリックまたはメトリック グループに基づいて、チャートやグラフなどのグラフ形式のエレメントをレポートに追加できます。

レポートにグラフ形式のレポート エレメントを追加する方法

  1. レポート テンプレート エディタが開いていない場合は、次の手順でエディタを開きます。
    1. 管理モジュール エディタを開き、左側のペインにあるレポートをクリックします。
    2. [テンプレート エディタを開く]をクリックします。
  2. 左ペインの上部に一覧表示されている[レポート]を右クリックし、[追加]を選択します。

    使用可能なエレメントのリストが表示されます。

  3. エレメントの種類を 1 つ選択します。

    新しいタブのセットが表示されます。

    以下の手順に従って、レポート エレメントの設定を行います。 作業中の内容を保存するには、編集ウィンドウの下部にある[適用]をクリックします。

  4. [テキスト]タブを使用して、新しいレポート エレメントのテキスト設定を行います。
    1. レポート エレメントで表示するタイトルを指定します。

      デフォルトで、[メトリック グループ名をタイトルとして使用]が選択されています。 これを選択した場合、エレメントは、データが表示されるメトリック グループの名前を使用します。 (以降の手順 5d で、エレメントとメトリック グループを関連付けます)。

      また、[タイトルを入力]をクリックして新しいタイトルを入力し、レポート エレメントで表示することもできます。

    2. オプション: レポート エレメントの詳細を入力します。 これは、エレメントのヒントに表示されます。
  5. [データ プロパティ]タブを使用して、レポート エレメントのデータ プロパティを設定します。
    1. 時間範囲を設定します。

      時間範囲は、開始時間および終了時間で定義されます。 レポート エレメントは、これらの時間で区切られたデータを表示します。

      テンプレートのデフォルト時間範囲は、デフォルトのレポート プロパティで設定されています(デフォルトの時間範囲の設定については、手順 3 の「レポート エディタでのプロパティの定義」を参照してください)。 デフォルトの時間範囲を受け入れるように選択できます。または[テンプレートのデフォルト時間範囲をオーバーライド]をクリックします。

      時間範囲を設定するには、[開始時刻]フィールドの横にあるカレンダ アイコンをクリックします。

      カレンダのダイアログ ボックスが、現在の日付(「今日」)が円で囲まれた状態で表示されます。

      • カレンダのダイアログ ボックスを使用して日付を設定し、ダイアログ ボックスを閉じた後、テキスト フィールドで時計の時間を編集します。
      • [終了時刻]フィールドでも、同じ手順で設定します。
    2. [継続時間]フィールドを使用して、レポート期間を設定します。

      注: 開始時間および終了時間が指定済みの場合は、[継続時間]フィールドを空白にしておきます。

    3. [単位]ドロップダウンを使用して、[継続時間]フィールドに入力した数値を一致させます。
    4. メトリック グループを選択して、レポート エレメントと関連付けます。
      • [メトリック グループ]ラベルの横にあるドロップダウンをクリックします。
      • 利用可能なメトリック グループのリストが表示されます。
      • 利用可能なメトリック グループの 1 つを選択します。
    5. オプション: メトリック グループと関連付けられているメトリックをフィルタするか、または新しいメトリック グループを定義します。

    メトリック グループと関連付けられているメトリックをフィルタするには、[選択]をクリックして、正規表現を入力します。

    新しいメトリック グループを作成するには、[選択]をクリックしてから[メトリック グループを新規作成]をクリックし、ダイアログ ボックスで管理モジュールに基づく新しいメトリック グループを作成します。 メトリック グループの定義については、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。

    1. 以下の図に示すエレメント属性の表で、エレメント属性の値を設定します。
  6. [表示プロパティ]タブで、レポート エレメントの表示プロパティを設定します。

    表示プロパティの詳細については、「レポート エディタでのプロパティの定義」を参照してください。

  7. レポート エレメントのすべてのプロパティの設定が完了したら、[OK]をクリックします。

レポート エディタでのプロパティの定

レポート内の各エレメント(グラフ、表、棒グラフ、および円グラフ)には、プロパティ タブを選択して編集できるプロパティがあります。 レポート エレメント(レポートのタイトルが付いたリスト内の最上位のエレメント)を選択すると、デフォルトのプロパティを指定できるタブが表示されます。

注: [デフォルト データ]タブおよび[デフォルト表示]タブにあるプロパティに変更を加えると、レポート内のすべてのエレメントに影響します。 個々のエレメントのカスタマイズは、デフォルトのプロパティでの変更による影響を受けません。

レポート エディタでプロパティを定義する方法

  1. [表紙]タブをクリックし、レポートの目的を指定します。
  2. レポートの表紙に表示される情報を入力します。

追加対象

手順

レポート タイトル

生成されるレポートのタイトルを入力します。タイトルは、目次と共にタイトル ページに表示されます。

ロゴ

[選択]をクリックして、使用するロゴまたはその他のグラフィック ファイルを参照します。 ここで選択したグラフィックは、タイトル ページの左上隅に表示されます。 サポートされている形式は、.jpg、.gif、または .png です。

レポートの概要

生成されるレポートの内容を説明するテキストを入力します。 目次の上のタイトル ページに概要が表示されます。

  1. [デフォルト データ プロパティ]タブをクリックして、すべてのエレメント用のデフォルトの時刻およびデータのパラメータを指定します。
  2. デフォルトのデータ プロパティを承認するか、新しいプロパティを設定できます。

対象

手順

開始時刻と終了時刻

対象期間を指定する場合は、特定の開始日および終了日、または「24 時間」などの期間を指定できます。

レポートの対象期間は、以下のいずれかの方法で指定できます。

  • 特定の開始および終了日時を入力するか、カレンダ アイコンをクリックして開始および終了日を選択します。
  • [開始時刻]を空白にし、[継続時間]および[単位]パラメータを使用してレポートの実行期間を指定します。
  • [終了時刻]を空白にし、[継続時間]および[単位]パラメータを使用してレポートの実行期間を指定します。
  • [終了時刻]に「現在」と入力し、[継続時間]および[単位]パラメータを使用して、過去の履歴をどれだけさかのぼってレポートするかを指定します。

    注: 特定の開始日時および終了日時を入力するには、mm/dd/yy hh:mm(またはマシンの地域設定に応じて dd/mm/yy hh:mm)の形式を使用して、AM または PM を指定します。たとえば、英語圏では、12/15/06 10:00 AM と入力します。

継続時間

レポートを実行する期間を指定する数字を入力します。 この数は、[単位]の値との組み合わせで機能します。たとえば、[単位]が[時間]の場合には[継続時間]フィールドに「24」と入力できます。

注: [継続時間]および[単位]パラメータと[開始時刻]および[終了時刻]を組み合わせた場合の機能については、開始時刻と終了時刻の説明を参照してください。

単位

ドロップダウン リストから時間の単位を選択します。 オプションは、[分]、[時間]、[日]、または[週]です。

デフォルト期間

フィールドをクリックしてドロップダウン メニューを有効化し、レポート用のデフォルトのレポート間隔を選択します。 その間隔内のすべてのデータを集約することも、特定のレポート間隔(たとえば 15 秒、15 分、1 日、または 1 週など)を指定することもできます。 特定の間隔を選択する場合は、その間隔のデータが平均されます。

デフォルトの[期間]の値は、「自動」です。これは、選択された開始時刻および終了時刻の範囲に基づいて、期間を自動的に選択します。

デフォルト エージェント オーバーライド記述子

ほかのエージェント記述子より優先するデフォルトの記述子がある場合は、ここに入力します。

  • レポート エレメントのデータ プロパティの入力をレポート全体に対して行っている場合は、テンプレート内のすべてのエレメントがこの記述子を使用します。 ここで入力する値は、メトリック グループまたは管理モジュールより優先されます。
  • 個別のエレメントのデータ プロパティを入力している場合、ここで入力する値は、最上位レベルのエレメント、およびメトリック グループまたは管理モジュールの設定より優先されます。

このフィールドはオプションです。 空白のままにすると、Introscope は、メトリック グループの設定に基づいて、エージェントについてレポートします。 管理モジュールからエージェント一致パターンを継承するようにメトリック グループを設定した場合、Introscope は、管理モジュールに基づいて、エージェントに関するレポートを生成します。

注: レポートを生成する場合は、テンプレートのエージェント一致パターンより優先するエージェント一致パターンを指定できます。 「レポート テンプレートからのレポートの生成」を参照してください。

参照データの開始時刻

グラフに、時間範囲は異なるけれども、同じメトリック グループのメトリック データを重ねたい場合は、日付と時間を入力します。

重ね合わせを使用する場合は、Introscope によって、グラフにプロットされているデータが特定され、それに、同じメトリック グループからのデータ(指定した時間範囲の)が重ね合わされます。 期間の長さは、ベース メトリック グループのものと同じです。

以下のように、参照データに開始時間を指定できます。

  • 特定の開始日時および終了日時を入力するには、mm/dd/yy hh:mm(またはマシンの地域設定に応じて dd/mm/yy hh:mm)の形式を使用して、AM または PM を指定します。たとえば、英語圏では、12/15/06 10:00 AM と入力します。
  • カレンダ アイコンをクリックして開始日を選択します。 カレンダを使用して開始日付を選択する場合、Introscope では、時間が現在時刻に設定されます。時間を変更する場合は、それを上書きします。
  1. [レポート プロパティ]タブをクリックしてレポートの形式、タイム ゾーン、および言語の設定を指定します。
  2. レポート用の以下の設定を入力します。

対象

手順

タイトル ページを表示

レポートのタイトル ページを生成する場合は、[オン]をクリックします。

目次を含める

タイトル ページに目次を作成する場合は、[オン]をクリックします。

レポート シグネチャを追加

タイトル ページの下部に表示する署名を入力します。

タイム ゾーン

この行をクリックして、タイム ゾーンのリストを開き、タイム ゾーンを選択します。 デフォルトは、[クライアントのタイム ゾーンを使用]です。 レポートは、レポート日、開始日、および終了日で、選択されたタイム ゾーンを使用します。

言語

この行をクリックして、ロケールのリストを開きます。 レポートの日付および時刻を言語の標準に合わせてフォーマットするために、言語を選択します。 たとえば、イタリアの日時の標準形式は、「09-mar-2008 15.50」、日本の標準は「2008/03/09 15:50」です。

言語設定は、レポートを PDF ファイルで表示するのに使用されるフォントも決定します。 PDF ファイルでアジア系言語を正しく表示するには、言語を必ず適切に設定するようにしてください。

注: 英語以外の言語を設定したレポートでは、一部の英単語が、国際化がサポートされていないラベルの表示場所に、そのまま表示されます。

デフォルトは[クライアントのロケールを使用]で、日時の形式がクライアント マシンで使用される言語を基準に決定されます。

注: アジア系の言語でレポートを生成するには、Introscope のインストール時に、追加コンポーネントが Workstation にインストールされている必要があります。 詳細については、「CA APM インストールおよびアップグレード ガイド」にある、「アジア言語のレポートでの Workstation の設定」の説明を参照してください。

  1. [デフォルト表示プロパティ]タブをクリックします。

    デフォルトのプロパティを承認するか、新しいプロパティを入力して、レポート生成後のレポートのグラフおよび表の表示を決定するプロパティを設定します。

    このタブを使用すると、ほかの[デフォルト]タブと同様、レポート内のすべてのエレメント用にデフォルトのプロパティ値を設定できます。 たとえば、[行制限]を 10 に設定すると、レポート内のすべての表の最大行が 10 に設定されます。 ただし、レポート内の特定の表エレメントに対して、[表示プロパティ]タブをクリックし、新規の[行制限]プロパティを入力することで、この値を上書きできます。

    注: [デフォルト表示プロパティ]タブの右側にあるスクロール バーを使用して、すべてのプロパティを表示します。

  2. [表示プロパティ]タブをクリックして、デフォルトの表示プロパティを設定します。

    レポートの中で、平均最小値、平均最大値、加重平均、絶対最小値、および絶対最大値が以下のように定義されます。

以下の表には、表示プロパティおよびそれらを設定するのに必要な手順に関する追加情報が含まれています。

注: この手順では、タイプが「メトリック データ テーブル」および「棒グラフ」のレポート エレメントにのみ、表示プロパティの属性(行の並べ替え、並べ替え基準、および値の形式)を設定できます。 これらの属性は、種類がメトリック データ棒グラフおよびメトリック データ グラフであるレポート エレメントには設定できません。

対象

手順

グループ別データの集約

オンの場合は、グループ内の全メトリックの合計または平均(集約方法プロパティに基づいた)により、複数のメトリックのデータが組み合わされます。メトリックをグループ化すると、個別のメトリック ベル値ではなく、グループのサマリ値のみがレポートに表示されます。 集約されたサマリ行は、メトリック レベルの行のように表形式で表示されるか、グラフの 1 プロットとして表示されますが、ラベルには、個別のメトリック名ではなくグループ名が表示されます。

アイテム ラベルの正規表現に代わって、グループ名がデータ アイテムのラベルになります。

グループ定義の正規表現プロパティを使用して、グループを決定します。「カスタム グループ定義の設定」を参照してください。

集約方法

[グループ別データの集約]がオンの場合、このプロパティを[合計]または[平均値]に設定し、グループ化されたメトリックがレポートに表示される方法を指定します。

時刻マーカ間の領域に色を付ける

[オン]の場合、[マーカ開始時刻]と[マーカ終了時刻]の間の時間がレポート内で強調表示されます。

Y 軸マーカ間に色を付ける

[オン]の場合、[Y 軸マーカ開始時刻]と[Y 軸マーカ終了時刻]の間の時間がレポート内で強調表示されます。

グループ定義

[グループ別データの集約]または[グループ別にデータを小計]がオンの場合、このプロパティを使用してグループを定義します。 ドロップダウン リストからグループを選択するか、カスタムの正規表現を作成できます。

メニューにあるグループ オプションは以下のとおりです。

  • メトリックの完全修飾名
  • エージェントの場所
  • エージェントの場所 - メトリック名
  • エージェント名
  • ホスト
  • メトリック カテゴリ
  • メトリック カテゴリ: メトリック名
  • メトリック名
  • サーブレット名

これらのオプションから 1 つを選択すると、適切な正規表現が挿入されます。

カスタムの正規表現を使用してグループを作成するには、「時系列の棒グラフ」を参照してください。

項目ラベル

凡例に表示されるアイテム用のラベルを選択します。

  • メトリックの完全修飾名
  • エージェントの場所
  • エージェントの場所 - メトリック名
  • エージェント名
  • ホスト
  • メトリック カテゴリ
  • メトリック カテゴリ: メトリック名
  • メトリック名
  • サーブレット名

これらのオプションから 1 つを選択すると、適切な正規表現が挿入されます。

変数または正規表現を使用して、ラベルを作成できます。 「カスタム グループ定義の設定」を参照してください。

エージェントをリスト表示

この設定では、メトリックが表示されるエージェントのリストを表示するかどうかを選択できます。

  • オン: エージェントのリストが表示されます。
  • オフ: エージェントのリストは表示されません。

最小/最大バー

特定のメトリックごとに、各期間内の最小値および最大値が、プロットされます。 最小バーおよび最大バーの表示方法を指定します。

  • 何も表示しない(平均値のみ表示)
  • 最大値のみ表示
  • 最小値のみ表示
  • 最小値および最大値を表示

赤色ラインの値

[赤色ライン ラベル]を指定している場合に、アラートの作動基準の値を示す赤い線の描画位置になる Y 軸の値を指定します。

赤色ライン ラベル

赤い線のラベルを入力します。

行制限

[行の並べ替え]が昇順または降順のいずれに設定されているかに応じて、限界を超えた値、または限界に達していない値のみを表示するようにフィルタする値を指定します。

平均値ラインを表示

[オン]の場合、メトリックの平均がグラフに表示されます。

秒の端数を表示

[オン]の場合、小数位 6 桁まで、秒数の小数点以下を表示します。 例:

  • 03:22.5123456 (3 分、22 秒、123456 ミリ秒)
  • 00:00.25 (250 ミリ秒)
  • 3.13s (3130 ミリ秒)

凡例を表示

[オン]の場合、凡例がレポートに含まれます。 凡例には、メトリックとグラフ上の個々のプロットの対応が、そのプロットの色に従って示され、[図形を表示]がオンの場合は、各データ ポイントをマークするのに使用される図形に従って示されます。

図形を表示

[オン]の場合は、Introscope によってポイント間の線がプロットされるだけでなく、各ポイントに図形が描画されます。 多数のメトリックがあるグラフ、またはデータの階層が多いグラフの場合、図形を表示するとデータが隠れてしまう可能性があります。しかし、図形を省略した場合は、プロットと凡例のエントリを対応付ける方法が色だけになります。

プロットは、特定の対象期間内のデータ ポイントが 1 つだけの場合は、図形を[オン]にしていない限り、グラフに表示されません。 特に、期間を[すべてのデータの集約]に設定している場合は、グラフ上にプロットされる値は 1 つになりますが、図形がオフの場合は、何も表示されません。 線をプロットするには、データ ポイントが少なくとも 2 つ必要です。

量を表示

[オン]の場合、各期間内のメトリック データ ポイントの数がレポートに棒グラフとしてプロットされます。 複数のメトリックがグラフに表示される場合、数量を示す棒は互いに重ね合わされます。

並べ替え基準

列のソート方法を以下の中から選択します。

  • メトリック/グループ ラベル
  • 加重平均
  • 平均最小値
  • 平均最大値
  • 絶対最小値
  • 絶対最大値
  • 合計

行の並べ替え

行をソートするには、[昇順]または[降順]を選択します。

グループ別にデータを小計

表では、[グループ別にデータを小計]を設定し、項目をグループごとに並べ替えてアイテムの小計を求めます。[グループ別データの集約]がオンの場合、[グループ別にデータを小計]属性は無効です。

[グループ定義]を使用して、メトリックをグループに分割する方法を定義し、グループにラベルを提供します。

注: 表に含まれるデータは常に、時間範囲全体での要約です。 [値]列には、[集約方法]設定に応じて、[合計]または[加重平均]というラベルが付けられます。 [合計]を選択すると、すべてのメトリック値が合計されます。

サマリ行ラベル

サマリ行のラベルとして表示されるテキストを入力します。

テーブル列

値を選択し、レポートに表示する列を指定します。

  • すべての列を表示するようにすると、加重平均(または、[集約方法]プロパティの設定方法によっては[合計])、平均最小値、平均最大値、絶対最小値、絶対最大値、および数が含まれます。
  • 加重平均/合計、最小値、最大値、数を表示
  • 加重平均、数を表示
  • メトリックのみのテキスト値を表示するようにすると、[値]という列名の単一の列が表示され、メトリックがフォーマットなしで表示されます。 これは、ほとんどの場合、文字列メトリックに使用されます。使用しない場合は、0 と表示されます。

    注: テキスト文字列の値をレポートするには、データの時間範囲が、最近 8 分間のライブの範囲である必要があります。

値の形式

表の値の表示形式、および Y 軸の形式に使用する値を選択します(円グラフを除く)。

  • 全般
  • 100 万(M)および 10 億(B)を使用
  • メモリ値の表示形式(MB、GB、KB)
  • パーセント(%)
  • パーセント x 100(%)
  • 小数点第 2 位まで表示
  • ミリ秒を HH:MM:SS で表示(ミリ秒を時、分、秒で表示)、値がミリ秒のメトリックに使用
  • マイクロ秒を HH:MM:SS で表示(ミリ秒を時、分、秒で表示)、値がミリ秒のメトリックに使用
  • ミリ秒を d、h、m、s で表示(たとえば、3h 22m 36s のように、ミリ秒を時、分、秒で表示)

X 軸ラベル

グラフの X 軸に沿って表示されるラベルを入力します。

X 軸マーカ開始時刻、X 軸開始マーカ ラベル、X 軸マーカ終了時刻、および X 軸終了マーカ ラベル

これらの属性を使用して、レポート内で該当する期間をひとくくりにし、さらにその期間の開始点および終了点のラベルを付けることができます。

開始/終了および日付/時間の形式で表現されます。以下はその例です。

3/31/99 11:30 AM

[開始時刻]または[終了時刻]フィールドにカーソルを合わせると表示されるカレンダ ウィジットを使用することもできます。

ラベルはテキスト文字列です。

指定した期間は、レポートのグラフ内で垂直の線で区切られた形で、ラベルとともに表示されます。

X 軸マーカ開始オフセット(秒)および X 軸マーカ終了オフセット(秒)

これらの設定は、開始マーカおよび終了マーカに絶対日付を設定する代わりに使用できます。 値は、グラフの開始地点からマーカが表示されるまでを秒数で表わしたオフセットです。

オフセットは、レポートの日付範囲が、レポートの開始日および終了日に対する相対範囲であり、絶対的な時間範囲ではない場合(「現在 -1 時間から現在まで」など)に役立ちます。

X 軸マーカを表示するには、日付かオフセットのいずれかを設定する必要があります。 両方が設定されている場合は日付が使用され、いずれも設定されていない場合は、マーカは表示されません。

X 軸時間形式

時間形式のリストから選択する行をクリックします。

Y 軸形式

形式のリストから選択する行をクリックします(たとえば、[メモリ値の表示形式(MB、GB、KB)]または[パーセンテージ(%)]など)。

Y 軸ラベル

グラフの Y 軸に沿って表示されるラベルを入力します。

Y マーカ開始値、Y 軸マーカ開始ラベル、Y 軸マーカ終了値、および Y 軸マーカ終了ラベル

[Y 軸マーカ開始値]および[Y 軸マーカ終了値]を使用して Y 軸上の値をひとくくりにし、それらの値にラベルを付けます。

[Y 軸上限]および[Y 軸下限]

これらのフィールドに値を入力して、レポートする値を指定します。 たとえば、値の範囲から大きく外れるメトリックがある(1 秒に対して 50 秒など)場合、これらのプロパティを使用します。 このような状況で、上限のプロパティを「0.8」、下限のプロパティを「0.2」と指定した場合、これらの2つの値の範囲内のみレポートされます。

黄色ラインの値

[黄色ライン ラベル]を指定している場合に、アラートの作動基準の値を示す黄色い線の描画位置になる Y 軸の値を指定します。

黄色ライン ラベル

黄色い線のラベル(たとえば、「応答が遅い」など)を入力します。