簡易アラートを作成(「簡易アラートの作成」を参照)した後は、そのアラートが生成される条件を定義する必要があります。
簡易アラートの設定内容を指定する方法
期間を選択するか、時間、分、または秒単位で入力します。
簡易アラートでは、指定したメトリック グループからの入力データが利用されます。 選択した時間範囲に応じて、Introscope で情報が収集され、その期間に対する要約値が生成されます。 結果として得られる値は、メトリックのデータの種類によって異なります。 たとえば、メトリックが速度の場合、要約値は、その期間における平均速度になります。 または、メトリックがカウンタの場合は、カウンタの最新値が得られます。
注: 期間の値は 15 秒単位で増減する必要があります。
ドロップダウン リストから値を選択します。
注: [メトリック別に通知]チェック ボックスがオンのときは、[組み合わせ]フィールドが無視されます。
簡易アラートをトリガする条件のドロップダウン リストから、[以下より少ない]、[以下より多い]、[以下と等しい]、または[以下と等しくない]のいずれかの値を選択します。
この[比較演算子]フィールドの値と、[危険]領域および[警告]領域の[しきい値]フィールドの値との組み合わせに基づいて、簡易アラートの生成条件が決定されます。
比較演算子は、危険しきい値および警告しきい値と関連するものです。 たとえば、サーブレットの平均応答時間の値が 5000 を超えたときに通知されるようにする必要がある場合は、「大なり」演算子を使用します。 また、比較演算子は、危険しきい値および警告しきい値にも影響します。 比較演算子が[以下より多い]に設定されている場合、危険しきい値は警告しきい値より大きい必要があります。 逆に、比較演算子が[以下より少ない]に設定されている場合は、危険しきい値は警告しきい値より小さい必要があります。
オンにすると、メトリックごとにアラートが生成されます。 メトリック単位のアラート通知と解決アラートは、併用できます。
「メトリック別に通知」機能(メトリック レベル アラートとも呼ばれる)を有効にすると、個々のメトリックがユーザ定義のしきい値を超えたときにそれぞれ、簡易アラートが生成されます。 メトリック グループから簡易アラートを作成した場合にこのオプションを使用すると便利です。1 つの簡易アラートを設定するだけで、そのメトリック グループに含まれるメトリックごとに簡易アラートを個別に受け取ることができるようになります。
メトリック別の簡易アラートはそれぞれ、個別のアラートとして通知されます。したがって、同一期間内に複数のアラート/解決が生成される可能性があることに注意してください。
ドロップダウン リストからオプションを選択します。
[危険]領域の[しきい値]フィールドの値(危険しきい値)は、簡易アラートの生成タイミングを決定するものです。
危険しきい値は、比較演算子とともに設定する必要があります。
危険アラートのしきい値を設定する方法
この危険しきい値の単位は、メトリック グループで使用されている値と一致しています。 たとえば、サーブレットの平均応答時間に対して簡易アラートを定義している場合、この値の単位はミリ秒になります。
これを行うには、[しきい値を超える期間]フィールドに値を 1 つ入力し、[計測期間]フィールドに別の値を入力します。 たとえば、8 と 10 を入力した場合は、計測された 10 の期間のうちの 8 つでメトリックが危険しきい値を超えた場合にのみ、危険アラートが生成されます。
注: 既存のしきい値設定を変更する場合: アクティブなアラートのしきい値を編集して、レポートされている現在のメトリックより低い数に変更すると、アラート状態がオープンに代わります。これは、アラートが生成され、その結果、それに対して設定したアクションが発生することを意味します。 したがって、このような変更を加える前に、無効なアラートが送信されることをアラート受信者に通知する必要があります。
「アクションのアクティブ化」の説明に従って、アクションを追加します。
時、分、秒を入力して遅延を指定します。
注: 解決アラートを利用するためのオプションを選択している場合は、危険アクションの遅延時間を指定できません。
危険アクションの遅延(SmartTrigger 機能とも呼ばれる)は、簡易アラートのアクションが実行されるタイミングを決定するものです。
値が危険域に達したままになった場合や、危険域に何度も達した場合に、簡易アラートの通知が過剰に繰り返されないように、危険アクションの遅延時間を指定します。 これにより、このようなアクションが、遅延時間が経過するまでは繰り返されなくなります。 SmartTrigger 機能の詳細については、「アラートおよび SmartTrigger 機能」を参照してください。
[警告]領域の[しきい値]フィールドの値(警告しきい値)は、簡易アラートの生成タイミングを決定するものです。
警告しきい値は、比較演算子とともに設定する必要があります。
危険アラートのしきい値を設定する方法
この警告しきい値の単位は、メトリック グループで使用されている値と一致しています。 たとえば、サーブレットの平均応答時間に対して簡易アラートを定義している場合、この値の単位はミリ秒になります。
これを行うには、[しきい値を超える期間]フィールドに値を 1 つ入力し、[計測期間]フィールドに別の値を入力します。 たとえば、8 と 10 を入力した場合は、計測された 10 の期間のうちの 8 つでメトリックが警告しきい値を超えた場合にのみ、警告アラートが生成されます。
注: 既存のしきい値設定を変更する場合: アクティブなアラートのしきい値を編集して、レポートされている現在のメトリックより低い数に変更すると、アラート状態がオープンに代わります。これは、アラートが生成され、その結果、それに対して設定したアクションが発生することを意味します。 したがって、このような変更を加える前に、無効なアラートが送信されることをアラート受信者に通知する必要があります。
時、分、秒を入力して遅延を指定します。
警告アクション遅延(SmartTrigger 機能とも呼ばれる)は、簡易アラートのアクションが実行されるタイミングを決定するものです。
値が危険域に達したままになった場合や、危険域に何度も達した場合に、簡易アラートの通知が過剰に繰り返されないように、警告アクションの遅延時間を指定します。 これにより、このようなアクションが、遅延時間が経過するまでは繰り返されなくなります。 SmartTrigger 機能の詳細については、「アラートおよび SmartTrigger 機能」を参照してください。
注: 解決アラートを利用するためのオプションを選択している場合は、危険アクションの遅延時間を指定できません。
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