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HTTP アナライザ プラグイン SDK のトラブルシューティング

CEM コンソールおよび TIM で HTTP アナライザ プラグインをまだ検証していない場合は、「HTTP アナライザ プラグインの検証」を参照してください。

ここでは、HTTP アナライザ プラグインをトラブルシューティングに役立つ、症状および解決方法を提供します。

イベントおよびログ

症状:

次にシステム イベントが表示されます。System > Events log: HTTP analyzer plug-in error

このシステム イベント ニュースを含む電子メールを受信する場合もあります。

解決方法:

これは、キャッチされなかったプラグインのプログラム例外が原因です。 さらに、これによって TIM (必ずしもすべての TIM ではありません)のプラグインが無効にされますが、CEM コンソールでは有効と表示されます。

TIM ログ スタック トレースを参照して、キャッチされなかった例外が発生している場所を特定してください。

コードをデバッグし、修正します。

HTTP アナライザ プラグインの無効化」 を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

症状:

[システム]>[イベント]のログに、次の appSystem システム イベントが表示されます。

Enterprise Manager が TIM にアクセスできません

以下の説明が表示されます。

Error retrieving http://<ip_address>/wily/cem/tim/tess/loadplugin?id=600000000000000020: Read time

このシステム イベント ニュースを含む電子メールを受信する場合もあります。

解決方法:

TIM にプラグイン JAR ファイルをロードする際にエラーが発生しています。

この問題は、通常はネットワークに関連しています。 TIM が起動しており、有効でアクセス可能であることを確認します。

いったん無効にし、再度有効にしてから、各 TIM 上でアクティブであることを確認します。

TIM 監視の有効化および無効化」を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

症状:

[システム]>[イベント]のログに、次のシステム イベントが表示されます。

Enterprise Manager が TIM にアクセスできません

以下の説明が表示されます。

Error retrieving http://<ip_address>/wily/cem/tim/tess/setpluginconfig: Read timed out

このシステム イベント ニュースを含む電子メールを受信する場合もあります。

解決方法:

TIM にプラグイン構成ファイルをロードする際にエラーが発生しています。

この問題は、通常はネットワークに関連しています。 TIM が起動しており、有効でアクセス可能であることを確認します。

いったん無効にし、再度有効にしてから、各 TIM 上でアクティブであることを確認します。

TIM 監視の有効化および無効化」を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

症状:

予期されるログ メッセージが TIM ログに表示されません。

解決方法:

プラグインが CEM コンソールで有効になっており、TIM 上でアクティブであることを確認します。

症状:

プラグインにより TIM ログがいっぱいになっている。

解決方法:

プラグインを変更して、ログ メッセージを返さないようにします(あるいは、クリティカルなメッセージのみログ記録するようにします)。 実運用環境ではない環境でプラグインをデバッグし、テストします。

TIM 監視の有効化および無効化」を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

TIM ステータス

症状:

実行中の Java プラグイン ID に、多くの場合 0 以外の ID が表示されます。

ここに表示されるプラグインは、ループまたは待機状態である可能性がある場合が多く、そうすると、TIM の他の処理が一切できなくなります。

解決方法:

プラグインがループまたは待機状態であるかどうか確認します。

HTTP アナライザ プラグインの無効化」 を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

症状:

実行中の Java プラグイン ID に、常に 0 が表示されます。

これはよく起こるので、特に懸念はありません。

解決方法:

TIM ステータスのページでは、プラグインが実行中の時刻にのみプラグイン ID が表示されます。 自動リフレッシュを秒数で指定するか、別の方法で確認します。 (TIM ステータス ページで参照するには速すぎる可能性があります。)

症状:

TIM プラグイン ステータスにプラグインが表示されません。

CEM コンソールでプラグイン構成を保存するときに、リストに表示されます。

解決方法:

プラグインがプラグイン リストに表示されることを確認します。 [設定] - [監視]のページで TIM 監視が有効になっているか確認します。

症状:

TIM プラグイン ステータスに、プラグインがアクティブではないと表示されます。

プラグインは、有効になっていれば TIM 上でアクティブであると表示されるはずです。

解決方法:

[設定] - [監視]のページで TIM 監視が有効になっているか確認します。

次の項目の症状と解決方法も参照してください。

症状:

TIM プラグイン ステータスに、プラグインがアクティブではないと表示されますが、CEM コンソールのプラグイン リストでは有効と表示されます。

解決方法:

これは、キャッチされなかったプラグインのプログラム例外が原因です。 また、システム イベントも生成されます。

TIM ログ スタック トレースを参照して、キャッチされなかった例外が発生している場所を特定してください。

コードをデバッグし、修正します。

HTTP アナライザ プラグインの無効化」 を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

症状:

TIM プラグイン ステータスがすべての TIM について同じではありません。

プラグインの状態は、すべての有効な TIM について同時に変更されるべきです。

解決方法:

すべての TIM が有効になっているか確認します。

前の項目の症状と解決方法も参照してください。

注: プラグイン プログラム例外が、ある TIM 上で発生し、別の TIM では発生しないことはあり得ます。

症状:

TIM アプライアンス稼働状況に、メモリ使用率が高いと表示されます。

プラグインが原因かもしれません。

解決方法:

プラグイン コードを変更して、メモリ使用率を低減させるようにします。

HTTP アナライザ プラグインの無効化」 を参照してください。

HTTP アナライザ プラグインのデプロイ用チェックリスト」参照してください。

トランザクション識別

症状:

プラグインは有効で、トランザクションは実行されていますが、TIM はそれらを認識しません。

解決方法:

ビジネス トランザクションが有効であることを確認します。

プラグインに適用したフィルタを確認します。 「フィルタの使用による HTTP アナライザ プラグイン トラフィックの制限について」を参照してください。

症状:

ビジネス トランザクションは有効で、トランザクションは実行されていますが、TIM はそれらを認識しません。

解決方法:

プラグインが有効で、実行されていることを確認します。 TIM コンポーネント パラメータ追跡を有効にします([TIM System Setup] - [Configure TIM Trace Options])。

TIM ログの内容を確認します。 TIM ログ スタックトレースを確認します。

症状:

記録が機能しません。

解決方法:

ループまたは待機状態になっているプラグインがないかどうか確認します。

症状:

トランザクション 監視が動作していないようです。

解決方法:

監視対象である、トランザクションのサブセットが大きすぎないかを確認します。

症状:

トランザクション 監視は動作していますが、TIM は遅れているように見えます。

解決方法:

フィルタの横のチェック ボックスを選択し、変更し、[保存]をクリックする必要があります。

ユーザ インターフェース

症状:

IP アドレス フィルタまたはポート フィルタを変更すると、[保存]をクリックできなくなります。

解決方法:

フィルタの横のチェック ボックスを選択し、変更し、[保存]をクリックする必要があります。

症状:

TIM プラグイン JAR ファイルの名前が「600000000000000001.jar」となっていますが、これはどのプラグインかわかりません。

解決方法:

[TIM System Setup] - [View TIM Plug-in Status]へ移動し、JAR ファイルとプラグイン名の相関関係を参照します。

症状:

既存のプラグイン JAR ファイルの名前が[Plugin_Name] _1246906950581.jar となっています。

解決方法:

これは、プラグイン コードを更新するときに[既存のファイルを上書きしますか?]オプションを選択しなかったことが原因です。

古い JAR ファイルと新しい JAR ファイルの両方が Enterprise Manager に保存されています。

ほとんどの場合、既存の JAR ファイルを上書きするのが適切です。

コードおよびコンパイラ

症状:

JAR ファイルが Enterprise Manager マシン上にあるかどうかわかりません。

解決方法:

プラグイン JAR ファイルは、Enterprise Manager (/etc/wily/cem/tess/plugins/ ディレクトリ)に保存されています。

このディレクトリまたはその内容に変更を加えないでください。

症状:

JAR ファイルが TIM マシン上にあるかどうかわかりません。

解決方法:

プラグイン JAR ファイルは、TIM (/etc/wily/cem/tim/config/javaplugins/ ディレクトリ)に保存されています。

このディレクトリまたはその内容に変更を加えないでください。

症状:

コンパイラがエラーになります。

解決方法:

CemJavaPlugin クラスは public として宣言される必要があります。