エージェント メトリック エイジングは、エージェントのメモリ キャッシュから定期的にデッド メトリックを削除します。 デッド メトリックとは、設定された時間内に新しいデータをレポートしていないメトリックを表します。 古いメトリックを削除することで、エージェントのパフォーマンスを改善し、急増メトリックの危険性を回避することができます。
注: 急増メトリックは、不注意から、システムの処理能力を超える量のメトリックをレポートするようにエージェントが設定されている場合に発生します。 非常に多くのメトリックがレポートされると、エージェントがアプリケーション サーバの性能に影響を与える可能性があり、極端な場合では、サーバがまったく機能しなくなる可能性があります。
同一のグループに存在するメトリックは、グループ内のすべてのメトリックが削除の対象であると判断される場合にのみ削除されます。 現在、BlamePointTracer および MetricRecordingAdministrator メトリックのみがグループとして削除されます。 その他のメトリックは個別に削除されます。
MetricRecordingAdministrator には、メトリック グループを作成、取得、または削除するための以下のインターフェースがあります。
文字列のコンポーネント、収集メトリックです。 コンポーネント名は、メトリック グループのメトリック リソース名です。 複数のメトリックがグループであるとみなされるためには、同じメトリック ノード下にある必要があります。 メトリックは、com.wily.introscope.spec.metric.AgentMetric データ構造体のコレクションです。 このコレクションには AgentMetric データ構造体のみ追加することができます。
文字列のコンポーネントです。 メトリック リソース名であるコンポーネント名に基づいて、メトリックのコレクションを取得することができます。
文字列のコンポーネントです。 メトリック グループは、メトリック リソース名であるコンポーネントに基づいて削除されます。
メトリックが削除されたかどうかを確認します。 このインターフェースは、拡張機能にアキュムレータのインスタンスを保持する場合に使用します。 メトリック エイジングによってアキュムレータが削除された場合、このインターフェースを使用して無効な参照を保持することを防ぎます。
重要: MetricRecordingAdministrator インターフェースを使用する拡張機能を作成する場合は(たとえば、ほかの CA Technologies 製品で使用するため)、必ずアキュムレータの独自のインスタンスを削除してください。 メトリックが長い間呼び出されなかったためにエイジアウトし、その後データがそのメトリックで使用できるようになった場合、古いアキュムレータ インスタンスは新しいメトリック データ ポイントを作成しません。 このような状況を回避するには、アキュムレータの独自のインスタンスを削除せず、getDataAccumulatorFactory インターフェースを代わりに使用してください。
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