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設定要件の決定

エージェントをデプロイする前に、データ収集要件を決定します。 この情報は、エージェントのデータ収集動作を調整し、エージェントの代替設定を使用してオーバーヘッドに与える影響の評価に役立ちます。

Introscope は、アプリケーションのライフサイクルの全体にわたって使用できます。 たとえば、開発からテスト、ロードの検証、ステージング、および本番稼働です。 ライフサイクルの各段階では、監視目標、環境の制約、および期待されるサービス レベルが異なることがよくあります。 これらの違いを解決するには、監視する環境のタイプに応じて異なる動作をするようにエージェントを設定します。

ユーザの目標は、パフォーマンス詳細の可視性とリソース オーバーヘッドの間のトレードオフを適切に判断することです。 また、監視対象の環境に対し、妥当なコストで可視性の最適なレベルを検討します。

開発などの実運用前のアプリケーション環境では、通常はデータ収集のレベルを上げてアプリケーションのパフォーマンスに関する詳細な可視性を得るようにします。 実運用、または大量のトランザクション環境では、通常、レポートされるメトリックを減らして、エージェントのオーバーヘッドを制御します。 また、要件に応じて、特定のエージェントの動作を制御するためにエージェント プロパティを設定できます。 たとえば、収集されたメトリックの最大数や古いメトリックの削除を追跡します。

環境に対して、可視性の適切なレベルと許容可能なパフォーマンス オーバーヘッドを決定し、要件を満たすようにエージェントを設定できます。