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デフォルト機能のインストールおよび評価

エージェントのデプロイの最初の手順は、デフォルトのエージェント設定をインストールおよび評価することです。 デフォルトのエージェント設定では、アプリケーションおよびコンピューティング環境の多くの共通コンポーネントのデータ収集が実行されます。 デフォルトのエージェント設定には、有効にされている複数の機能や、利用頻度の低い、無効にされている機能なども含まれます。

目標は、デフォルトで実現できるデータ収集の深さと広さを評価し、Introscope に関する知識を深め、アプリケーションの監視方法を習得することです。 エージェントによってデフォルトで提供されるパフォーマンス メトリックに慣れてきたら、必要に応じて、データを収集するエージェントをカスタマイズできます。

デフォルトのパフォーマンスを評価する際には、エージェントがより多くのメトリックを収集すると、より多くのシステム リソースが消費されることに注意してください。 エージェントが収集するメトリックが少ないと、潜在的な問題の可視性が低下します。 エージェント設定を調整するときには、データ収集の深度と、許容可能なパフォーマンス レベルの間でバランスをとるようにしてください。 インスツルメンテーションの適切なレベルは、一般的に、エージェントをデプロイする場所に依存します。 たとえば、テスト環境内のエージェント監視は、通常、多くのメトリックを収集するように設定されます。 ただし、実運用サーバ上のエージェントは、最重要情報を提供するように通常は設定されます。