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LeakHunter の構成

Introscope LeakHunter は、メモリ リークの可能性があるソースの特定を支援するアドオン コンポーネントです。メモリ リークの可能性のあるソースの特定は、時間の経過と共にサイズが増加している(つまり、コレクションに格納されるオブジェクトの数が時間の経過と共に増加している)コレクション インスタンスの監視によって行います。

短時間(数分から数時間)で実行されるプログラムでメモリ リークが発生しても、大きな問題にならない可能性が高いと考えられます。 しかし、Web サイトのように 1 日 24 時間実行されるアプリケーションでは、小さなメモリ リークがすぐに大きな問題に発展する可能性があります。

Introscope LeakHunter は、起動し、コレクション クラスを検出し、情報の収集を終えると停止することで、メモリ リークに関する情報を追跡するように設計されています。 LeakHunter をこのように動作させることにより、発生するオーバーヘッドはわずかで、一時的なものに抑えられます。

このセクションには、以下のトピックが含まれています。

LeakHunter の仕組み

.NET 環境でのLeakHunter の追跡対象

LeakHunter で追跡されない対象

LeakHunter の有効化および無効化

LeakHunter プロパティの設定

LeakHunter の実行

コレクション ID による潜在的リークの特定

LeakHunter のログ ファイル

LeakHunter の使用