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ErrorDetector の仕組み

Introscope では、エージェントのインストールに errors.pbd と呼ばれる ProbeBuilder ディレクティブ(PBD)ファイルが含まれています。 この PBD のトレーサが、重大なエラーをキャプチャします。

ErrorDetector は、エージェントがインストールされると自動的にインストールされます。 ErrorDetector がインストールされたら、errors.pbd を使用して ErrorDetector の機能を有効にするように Introscope を設定します。 ProbeBuilder ウィザードまたはコマンドライン ProbeBuilder を使用している場合は、(すでに使用している PBD ファイルに加えて)errors.pbd を使用してアプリケーションを再インスツルメントする必要があります。

エージェントは、errors.pbd ファイルの定義に従ってエラー情報を収集します。

Workstation では、以下の内容を表示できます。

ErrorDetector は Transaction Tracer と統合されているため、トランザクション パスのコンテキスト内で、なぜ、またどのようにして重大なエラーが発生したのかを正確に知ることができます。 さらに、すべてのエラーおよびトランザクションはトランザクション イベント データベースに維持されるため、履歴データの分析を通してトレンドを見極めることができます。

Introscope では、トランザクションはサービスの呼び出しと処理として定義されています。 Web アプリケーションのコンテキストでは、Web ブラウザから送信された URL の呼び出しと処理を指します。 Web サービスのコンテキストでは、SOAP メッセージの呼び出しと処理を指します。