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アプリケーション問題切り分けマップでの EJB のサポート

CA Introscope® では、EJB (2.0 以降)のセッション Bean およびエンティティ Bean の付属の追跡機能をサポートしています。具体的には、Workstation のアプリケーション問題切り分けマップで使用します。 付属の機能を設定するとエージェントの起動時間に影響するため、この機能をテスト環境のみで使用することをお勧めします。

実稼働環境にこの機能をデプロイする場合は、EJB トレーサの対象を特定して設定します。 これはデフォルトの機能では対象範囲が広すぎる場合があるためです。

スーバークラスまたはインターフェースを継承または実装しているクラスにフラグを設定するように ProbeBuilder に指示するには、以下のディレクティブを使用します。

IdentifyDeepInheritedAs

EJB 2.0 のアプリケーション問題切り分けマップをサポートするために、以下のディレクティブが j2ee.pbd ファイルにあります。

IdentifyDeepInheritedAs: javax.ejb.EJBObject EJB2StubTracing
IdentifyDeepInheritedAs: javax.ejb.SessionBean SessionBeanTracing
IdentifyDeepInheritedAs: javax.ejb.EntityBean EntityBeanTracing
IdentifyDeepInheritedAs: javax.ejb.MessageBean MessageBeanTracing

これらのディレクティブを使用すると、ProbeBuilder は、クライアント側の EJB スタブと、アプリケーション問題切り分けマップで使用するサーバ側の Bean を識別することができます。

EJB 3.0 のアプリケーション問題切り分けマップをサポートするために、以下のディレクティブが j2ee.pbd ファイルにあります。

IdentifyInheritedAnnotatedClassAs

このディレクティブは、インターフェースを直接実装するすべてのクラス、またはスーパー インターフェースを通して実装するすべてのクラスを照合します。

アプリケーション問題切り分けマップのコンテキストでは、以下の追加のディレクティブが j2ee.pbd 内に設定されます。

IdentifyInheritedAnnotatedClassAs: javax.ejb.Remote EJB3StubTracing