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既存データのバックアップ

念のために現在の CA APM または Introscope のインストールから、すべてのデータをバックアップします。 アップグレード プロセス中のどの時点であっても、パスの誤りや過剰な数の不正確なタスクに気付いた場合は、バックアップからリストアすることで、最初からやり直すことができます。 詳細については、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。

CA APM をアップグレードし始める前に、以下の CA APM ファイルをバックアップします。 たとえば、バックアップしているコンピュータとは別のコンピュータにバックアップを格納することをお勧めします。

以下の手順に従います。

  1. APM データベースをバックアップします。

    CA CEM 4.5.x からアップグレードする場合は、管理者コンソールの[4.5.x Database Backup and Restore]タブから 4.5.x Wily CEM (PostgreSQL)データベースをバックアップします。 詳細については、「Wily CEM 管理ガイド」バージョン 4.5 の第 10 章を参照してください。

    : バージョン 4.5.x では、一時的なバックアップは /etc/wily/cem/data/adhoc-backups に保存され、スケジュールされたバックアップ ファイルは /etc/wily/cem/data/dbbackups に保存されます。 スケジュールされたバックアップが正常に実行され、そのバックアップ時間以降に変更された箇所がない場合は、そのバックアップ ファイルを使用できます。

  2. TIM 設定データをバックアップします

重要: バージョン 9.x では、障害データを保存できる最大日数が 30 日に短縮されています。 この設定は、CEM コンソールの[設定]の[インシデント設定]ページにある[障害を削除するまでの期間]オプションによって制御されます。 アップグレード後、最初の日単位 APM データベース パージの際に、30 日以上経過した障害が削除されます。 詳細については、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。

  1. バックアップ場所に CA CEM カスタマイズをすべてコピーします。 カスタマイズには次のものが含まれます。
  2. TriageMapConfigurationsManagementModule.jar ファイルの最初のバージョンをもう 1 つバックアップ コピーします。 このバックアップ コピーを、<EM_Home>/modules または <EM_Home>/modules-backup ディレクトリ意外の場所に配置します。 予備のバックアップ コピーがあることで、ユーザが Introscope Workstation から問題切り分けマップの管理モジュールを変更したときに、上書きされないことが保証されます。
  3. セキュリティのアップグレードの準備をするには、Wily CEM 4.5.x オペレータを XML ファイルにエクスポートします。
  4. Introscope 8.x から 9.x にアップグレードする場合は、アップグレードを実行する前に Introscope 8.x インストールの ¥traces ディレクトリをバックアップします。

警告: データの損失を防ぐため、¥traces ディレクトリをバックアップします。

  1. Enterprise Manager の完全なバックアップを実行、または Enterprise Manager が実行しているシステムのイメージを作成します。 SmartStor および他のデータベースのバックアップの詳細については、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。
  2. インストーラは既存の Introscope インスタンスから拡張機能、.JAR ファイル、およびドキュメントをバックアップした後、古いインストール ディレクトリからこれらを削除します。 これらのファイルを削除する場合は、手動で行います。

詳細:

TIM データのバックアップ

APM データベースのエクスポートおよびリストア

CA CEM アップグレード後の Enterprise Manager の設定

セキュリティのアップグレード

拡張機能のアップグレード

Introscope の自動アップグレード中の動作