Introscope の自動アップグレード中の動作

自動アップグレード中、Introscope インストーラによって以下が実行されます。

Introscope のプログラムファイルはすべて置換されます。
ユーザデータおよびログファイルはすべてそのまま残されます。一部のファイルは名前が変更されたり、別の場所に移動される場合があります。
新しいインスタンスのファイルに古いインスタンスの設定が含まれるようにするために、構成ファイルおよび起動スクリプトがアップグレードされます。
アップグレードタスクを実行します。
古いファイルは <EM_Home>/backup/<iscXx> に移動されます。<iscXx> は、旧インストールのリリース番号を表しています。例： isc81P8
最初にコメント化されていたアクティブなプロパティを取得し、同じプロパティのサンプル下に置きます。
たとえば、もともと以下のように表示されているプロパティの場合、
```
# Some EM Property - optional
#commented.out.property=true
```
... コメント化を解除し、値を次のように変更します。
```
commented.out.property=false
```
... 次に、インストーラは変更をそのまま維持しながら、サンプルの下にその行を置きます。以下のようになります。
```
# First EM Property - optional
#commented.out.property=true
commented.out.property=false
```