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アップグレード用のハードウェアおよび仮想マシンの準備

以下の手順に従います。

  1. TIM を無効にします。 詳細については、CA CEM のバージョンのドキュメントを参照してください。 バージョン 4.5.x からアップグレードする場合は、バージョン 4.5.x の「Wily CEM Installation Guide」を参照してください。 CA CEM 9.x からアップグレードする場合は、「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。
  2. TIM を停止します。 詳細については、バージョン 4.5 の「Wily CEM Installation Guide」を参照してください。
  3. 4.5 TESS マシンの再利用が適切であると判断した場合は、Introscope コンポーネントをインストールする前に、Enterprise Manager に必要なポートのブロックを解除する必要があります。
  4. 以下の SNMP プラグイン JAR ファイルが <EM_Home>/ext ディレクトリ内に存在する場合は、これらを削除します。
    SNMPAlertActionEM.jar
    SNMPAlertActionWS.jar
    
  5. APM データベースに対して、余分なアカウントが作成されていないことを確認します。 たとえば、「guest」ユーザがあると、アップグレードは失敗します。
  6. 既存の APM データベースのサイズを決定します。 Wily CEM 4.5 を使用する場合、これは PostgreSQL データベースです。 データベースのサイズは、アップグレード プロセスでかかる時間に影響します。 データベース サイズを決定するには、UNIX コンピュータで以下のコマンドを実行します。
    [root@tess ~]# PGUSER=admin PGPASSWORD="password" psql -t -d cemdb -c 'SELECT relname, reltuples, relpages * 8 / 1024 AS "MB" FROM pg_class ORDER BY relpages DESC;' | egrep "ts_defects | ts_defect_meta_values "
    

    コマンドの出力は以下のようになります。

    ts_defect_meta_values | 1.90366e+07 | 2693
    ts_defects | 386284 | 87
    
  7. Introscope ディレクトリに対する読み取り/書き込み/実行のフル権限を持つユーザ(root ユーザを推奨)としてログインしていることを確認します。
  8. Enterprise Manager など、すべての Introscope コンポーネントをシャットダウンします。
  9. フォルダとテキスト ファイルがすべて閉じていることを確認します。 Introscope インストールのファイルにアクセス中のプロセスがないようにします。
  10. すべてのコンピュータ、仮想マシンおよび他のコンポーネントが、推奨される要件を満たしている、または超えていることを確認します。
  11. 任意の新しいマシンをセットアップして設定します。
  12. IP アドレス、ホスト名などを割り当てます。