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インシデント、インシデント レスポンス、および調査

インシデントは、パフォーマンスしきい値を超えるときに作成される情報レコードです。 しきい値は、受け入れ可能なパフォーマンスの挙動の上限です。これは、すべてのアプリケーションに対してデフォルトで存在します。 管理者は、パフォーマンス変更に対するしきい値の感度を増減することができます。

しきい値を超えると、管理コンソール は、割り当て済みの連続するケース番号を付けてインシデントを作成し、それらのインシデントを[インシデント]ページにレポートします。 管理コンソール 管理者がインシデント レスポンスを設定していて、それらを違反対象のしきい値と関連付けている場合、管理コンソール は 1 つ以上の自動的なレスポンスを起動します。 問題解決に追加の情報が必要な場合は、その問題をトラブルシューティングする調査を起動することができます。

以下の条件に該当する場合は、管理コンソール はインシデントをクローズします。

管理コンソール が CA PC または CA NPC に登録され、管理コンソール が新しいマイナーまたはメジャーの状態を検出した場合、管理コンソール はインシデントをオープンし、CA PC または CA NPC は対応するイベントをオープンします。

管理コンソール がマイナーまたはメジャーのインシデント状態に対して[データなし]を正味 1 時間レポートした場合に、CA PC または CA NPC が、サーバがオフラインの状態で 管理コンソール インシデントと関連付けられたイベントをクリアできるようにするため、CA PC または CA NPC は対応するイベントをクリアします。 サーバが再びオンラインになった後で、管理コンソール が新しいマイナーまたはメジャーの状態を検出した場合、管理コンソール はインシデントをオープンし、CA PC または CA NPC は対応するイベントをオープンします。

CA PC または CA NPC では、ユーザが 管理コンソール インシデントに対応するイベントをクローズすると、管理コンソール 内のインシデント ステータスが[確認済み]に変わります。 インシデントの状態が 1 時間の正常なパフォーマンスを示した後、管理コンソール は自動的にそのインシデントをクローズします。