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ポリシー - パフォーマンス OLA のしきい値
クライアント ネットワークのコンプライアンスを測定するときに、OLA しきい値(運用レベル契約しきい値)を追加するか編集します。 特定のネットワーク タイプに割り当てられているネットワークには OLA を設定できるほか、ネットワーク タイプが割り当てられていないネットワークにはデフォルト OLA を設定することができます。
FAQ
- OLA データはどのようにして追跡された後、保存されますか。 パフォーマンス データと異なり、管理コンソール は OLA データの 5 分間平均を作成しません。 OLA メトリックで、管理コンソール は各トランザクションについて OLA 遵守性を評価し、遵守性を満たすトランザクションの 1 時間ごとの割合を計算し、いっさいロールアップせずに 1 時間ごとの割合を最大 25 か月間保存します。 OLA 違反が表示される前に、最大 1 時間の遅延が発生している場合があります。 インシデント遅延は 5 分間以内です。
- なぜパフォーマンス OLA のしきい値を追加する必要があるのですか。 使用するネットワークにネットワーク タイプを割り当てておくと、管理コンソール は適切なパフォーマンス OLA しきい値を使用して、各ネットワーク タイプにわたってパフォーマンス OLA への遵守性を監視し、より正確なレポートを提供できます。 ネットワーク全体のアプリケーション パフォーマンスが「正常」、「マイナー」(黄色)または「メジャー」(オレンジ)になっているときを示すパフォーマンスしきい値と異なり、パフォーマンス OLA はアプリケーション パフォーマンスが必要な運用レベルを満たしているかどうかを計算します。 パフォーマンス管理しきい値はアプリケーションが正常に実行されているかどうかを示し、パフォーマンス OLA はアプリケーションが許容される範囲内で実行されているかどうかを示します。 ほとんどの場合、アプリケーションのパフォーマンスが許容できないことに気づくために、アプリケーションが正常に動作していることを知ろうとは思いません。
- なぜ 2 つの OLA を使用するのですか。 内部と外部 OLA 契約をセットアップします。すなわち、2 層の遵守性を確立できます。
- リモート ネットワークのグループ全体で、アプリケーションのパフォーマンス OLA しきい値をどのように設定しますか。 使用するネットワークにネットワーク タイプを割り当てておくと、管理コンソール は適切なパフォーマンス OLA しきい値を使用して、各ネットワーク タイプにわたってパフォーマンス OLA への遵守性を監視し、より正確なレポートを提供できます。 たとえば、同様の遅延特性があるネットワーク上で[サーバ レスポンス時間]の静的しきい値を設定できます。
- ネットワーク タイプを実装していない場合、アプリケーションのパフォーマンス OLA しきい値を調整できますか。 はい。ただし調整する前に、パフォーマンス OLA がどのように動作するかを必ず理解しておいてください。
プロパティの詳細
以下のフィールドにデータを入力します。
- しきい値レベル
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各 OLA メトリックにつき 2 つまで運用レベルを指定します。 遵守性を測定するときは、内部と外部の OLA など、異なる運用レベルを使用します。
各運用レベルについて、OLA メトリックのしきい値を満たす必要がある、1 時間のレポート間隔中での、最低限の観測割合しきい値を指定します。 しきい値は、93.999 のように小数第 3 位まで指定できます。 終了したら、[OK]をクリックします。
- しきい値
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運用レベルのしきい値がどのように指定されるかを指定します。 デフォルト アプリケーション OLA を編集する場合、次のオプションは適用できません。
- デフォルト。 管理コンソール は、アプリケーションのデフォルト OLA への変更に基づいて、しきい値を動的に更新します。
- カスタマイズ。 動的なデフォルト値を上書きして、観測のしきい値と OLA メトリック値を自分で指定します。
- OLA にこのネットワーク タイプを含める
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レスポンス時間メトリックを OLA に含めるかどうかを指定します。 このオプションを選択するには、[カスタマイズ]オプションを選択する必要があります。
- 観測の N % は N ミリ秒未満である必要があります。
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OLA メトリックのしきい値を満たす必要がある、1 時間のレポート間隔中での、最低限の観測割合しきい値を指定します。 しきい値は、93.999 のように小数第 3 位まで指定できます。 しきい値を編集するには、[OLA にこのネットワーク タイプを含める]オプションを選択する必要があります。
詳細:
パフォーマンス OLA の仕組み
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