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運用レベル管理の説明

OLM (Operational Level Management: 運用レベル管理)には、ビジネスの優先度に従って受け入れ可能なコストですべての IT ユーザに適切なレベルのサービスが提供されるようにする、しっかりしたプロアクティブなメソドロジおよび手順が含まれます。 OLA(Operational Level Agreement: 運用レベル契約)レポートは、必要なサービス レベルが履行されているかどうかを明らかにします。

OLA は以下のメトリックに関して設定します。

[管理]ページに以下のタイプのレポートが表示されます。

効果的に OLA を導入するには、OLA の定義、コンプライアンスの監視、パフォーマンスの向上、および、OLA 向上およびパフォーマンス向上の意識を高めるための、低レベルの OLA の詳細化から成るプロセスを循環的に行う必要があります。

静的なしきい値に対する OLA を監視するには、管理コンソール を使用します。 営業時間中、ミッション クリティカルなアプリケーションの運用レベルへのコンプライアンスを監視できます。 管理コンソール 管理者が OLA を設定する際には、定期保守および他の計画された不定期の使用期間は OLA 監視から除外する必要があります。 OLA の設定の詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。

OLA を監視するときは、ネットワーク メトリックからデータ センター メトリックを分けます。 すべてのメトリックがすべてのネットワークに対して意味があるとは限りません。たとえば、バックエンド アプリケーションでは、ネットワーク ラウンドトリップ時間を参照する必要はありません。 OLA しきい値を選択して一時的な急上昇または急低下を除外する場合は、現在のネットワーク パフォーマンスの長期的なビューを使用します。 OLA から特定のネットワーク タイプを除外するには、それらのネットワーク タイプを無効にします。