パフォーマンスの測定

エンドツーエンドパフォーマンスを監視するために、管理コンソールは以下を使用します。

ベースラインまたは平均。これは管理コンソールによって計算され、ネットワークの過去の標準的なパフォーマンスを参照できるようにします。ベースラインは、特定期間のアプリケーションとサーバの組み合わせのパフォーマンスを過去のパフォーマンスの平均と比較するために使用します。ベースラインを超えた場合でも、問題が発生しているとは限りません。
しきい値。これは、パフォーマンスが受け入れ可能な限界を超えたことを管理コンソールに通知します。管理コンソールのデフォルトしきい値は、管理コンソール管理者がパーセンタイルベースの値（感度ファクタ）またはミリ秒値に調整できます。パフォーマンスしきい値を超えると、管理コンソールがインシデントを作成します。管理コンソール管理者は、アクションとインシデントレスポンスの通知を作成して、問題の原因を識別できるようにします。

しきい値とベースラインを比較することによって、しきい値と過去の加重平均を比較し、キャパシティ計画にこの情報を使用することができます。管理コンソールは、しきい値を使用して、データを評価します。しきい値違反は、既存の問題があるか、新しい問題が潜んでいることを示します。