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ベースライン

ベースラインは過去のパフォーマンスの標準です。 管理コンソール は自動的に 1 時間ごとのベースラインを計算し、1 日の各時間、曜日および日付の各期間中、1 時間ごとのベースラインを調整します。 ベースラインがシステムの変更に正しく適合するように、先週のアクティビティに対して最も重い重みが加えられます。 これらのベースラインは、業務サイクルへの影響度を反映するよう、非常に詳細に設定されます。 組み合わせ(メトリック、ネットワーク、サーバ、アプリケーション)ごとに、1 日の各時間ごとにその計算値が表示されます。 ベースラインを使用することで、そのときに期待されるパフォーマンスと実際のパフォーマンスを対照できるようになり、このため、「標準」の定義にコンテキストが提供されます。

管理コンソール は、特定のネットワーク - サーバ - アプリケーションの組み合わせに対して、10 のベースライン化されたメトリックごとにベースラインを計算します。 これは、ベースラインの平均値は算出しません。そのため、レポートには、集約のベースラインは表示されません。 管理コンソール のパフォーマンス詳細グラフには、ベースライン情報が表示されます。 これは、ベースラインを使用してしきい値を決定することはありません。

グラフでベースラインを表示するには、ネットワーク、サーバ、アプリケーションおよびベースライン化されたメトリックを選択します。 サマリ グラフにはベースラインは含まれません。 [操作]ページのパフォーマンス グラフには、現在のパフォーマンスと標準値を比較できる、プロットされたベースライン値が表示されます。 [管理]ページの[パフォーマンス スコアカード]では、ベースライン値が表形式で表示されます。

[グラフ設定]ページでベースラインを有効にすると、管理コンソール は[操作]の[メトリック詳細]ビューにベースラインを表示します。