前のトピック: パフォーマンス OLA しきい値の仕組み次のトピック: パフォーマンス OLA のヒント


運用レベル メトリックの仕組み

パフォーマンス OLA は、以下のキー メトリックを使用して運用レベル コンプライアンスを測定します。 OLA 内の一部、またはすべての運用レベルを監視するかどうかを選択できます。

運用レベル メトリック

詳細

ネットワーク ラウンドトリップ時間

  • 特に WAN リンクに対して、ネットワーク タイプ別に設定します。
  • 同様の遅延があるネットワークが一まとめになっていることを確認します。
  • 特に WAN リンクに対して、ビジネス上重要なアプリケーションを監視します。
  • より多くの観測を行って統計的有意性を持たせるために、各サイトに対し最大量(または最も定常的な量)のトラフィックを示すアプリケーションを選択します。

サーバ レスポンス時間

  • ネットワーク タイプ別に分離しません。
  • サーバは、どのネットワークから来たかを問わずリクエストを独立して処理する必要があります。
  • 多層アプリケーションで最も影響力のある層を監視し、フロントエンド サーバのレスポンス時間にはバックエンド サーバのリクエストが含まれることに留意します。
  • ビジネス上重要なアプリケーション用のサーバを監視します。

合計トランザクション時間

  • サーバ レスポンス時間、ネットワーク ラウンドトリップ時間およびデータ転送時間に依存するので、エンド ユーザ全体の経験の最適なインジケータです。
  • ネットワーク ラウンドトリップ時間によって異なるので、ネットワーク タイプごとに設定します。
  • ビジネス上重要なアプリケーションを監視します。