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静的なしきい値(静的な値)

ミリ秒または百分率によるしきい値の設定を選択することで、特定のメトリックに対し静的なしきい値を指定できます。 この値は変更しない限り変わりません。

静的なしきい値は、高度に不変であるか、または低品質のパフォーマンスに対する値がわかっているメトリックのターゲット値を定義するために使用できます。 たとえば、正常なサーバは、クライアントからのセッション リクエストを拒否する必要はないので、マイナー(黄色)に対する拒否として 1%、メジャー(オレンジ)に対して 3% の静的なしきい値を設定することで、管理コンソール がセッションを頻繁に拒否するサーバのサーバ問題を無視するのを防ぐことができます。

静的なしきい値を使用するのが適切であるその他のメトリックには以下があります。

また、ミリ秒または百分率の静的な値を設定することは、しきい値がもはやネットワークおよびサーバによって自動的に分離されないことを意味します。 この問題を解決するには、ネットワーク タイプ別に同様の遅延があるネットワークをグループ化し、次に、しきい値のカスタム セットを各ネットワーク タイプに割り当てる必要があります。

指定されたアプリケーションの静的なしきい値を設定する前に、[エンジニアリング]ページのレポートを表示し、[設定]ボタンを使用して問題のメトリックを選択します。 メトリックの確認や根本的な問題を修正することなく、恒久的に低下したしきい値レベルでサーバ、ネットワークまたはアプリケーションを設定しないでください。

詳細情報:

パフォーマンスしきい値の追加