感度レベルを指定すると、管理コンソール は、適切な設定を決定するために過去 30 日間のパーセンタイル統計を使用して、GMT の午前 0 時ごとにメトリックの新しいしきい値を自動的に生成します。 管理コンソール は、各クライアント ネットワークからアプリケーションにアクセスするユーザのためのしきい値の個別のセットを生成します。
その結果、管理コンソール は、待ち時間の長いリモート リンク上のユーザに対して、ローカル LAN 上のユーザと同じしきい値を適用しません。しきい値は履歴上の極端なパフォーマンスを表します。 たとえば、マイアミのデータ センターにあるアプリケーション サーバで、アプリケーションにローカルにアクセスするユーザとミュンヘン(ドイツ)のリモートサイトからアクセスするユーザがいると考えます。

感度レベルを使用してこのアプリケーションのパフォーマンスしきい値を設定すると、管理コンソール は各クライアント ネットワークからアプリケーションにアクセスするユーザのためのしきい値の個別のセットを生成します。 また、感度レベルを指定することは、ミュンヘンとのやりとりおよびマイアミとのやりとりなどのように同じアプリケーションを 2 回定義して遠隔地でのアプリケーションのパフォーマンス用の別のしきい値を設定する必要がないことを意味します。
しきい値の感度が上がると、パフォーマンス レベルに基づいてより多くのインシデントを受信することが目的となるので、しきい値は低下します。 管理コンソール 感度しきい値は痛覚感度に似ています。 痛感感受性の高い人は、痛みのしきい値が低く、痛みを訴える頻度も多くなります。 それほど敏感でない人は、ある程度の痛みに対応でき、頻繁には痛みを訴えません。
感度は、0 (無感覚)~ 200 (非常に敏感)の値から調節できます。
管理コンソール がしきい値を再計算した場合、感度レベルは変わりません。 感度レベルの今日のしきい値を表示するには、感度計算機を使用します。
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