多層アプリケーションを監視するには、各層のアプリケーションを作成し、一部またはすべての層を容易に識別しレポートするのに役立つ命名規則を使用します。
管理、レポートおよび分析を容易にする命名規則を使用して、管理コンソール ユーザが各アプリケーション層の間に従属的関係が存在することをすぐに認識できるようにします。 通常、層 2 としてタグ付けされたアプリケーションのパフォーマンスは多くの場合、層 3 としてタグ付けされたアプリケーションのパフォーマンスに依存します。 層 2 のアプリケーションのパフォーマンスを分析するときは、層 3 のアプリケーションのパフォーマンスを確認します。
以下のテーブルでは、多層アプリケーションの例を示しています。 このようにアプリケーションの各層を定義すると、各アプリケーションが 管理コンソール で互いに隣り合って表示されます。 この方法では複数のアプリケーション アーキテクチャが表示され、アプリケーションとプロセスのさまざまなエレメントにおいて従属的関係があることがわかります。
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アプリケーション名 |
開始ポート |
終了ポート |
ポート側 |
関連サーバ |
|---|---|---|---|---|
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SAP-HTTP-(80)- 層 2 |
80 |
80 |
アプリケーションはこれらのポートでリスンします。 |
HTTP |
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SAP-Oracle-(1521)- 層 3 |
1521 |
1521 |
アプリケーションはこれらのポートでリスンします。 |
Oracle |
次の手順に従ってください:
サーバを追加すると、32 ビット マスクを持つホストとして[ネットワーク リスト]に自動的に追加されます。それはサーバが N 層アーキテクチャの場合と同様にクライアントとして動作することを示します。 前記の例では、HTTP サーバは Oracle データベース サーバへのクライアントとして動作します。
<ApplicationName>-<Protocol/Function>-(<TCPPort>)-<Tier#>
変数は、以下のように定義されます。
アプリケーションの名前です。
サーバ上で実行されるアプリケーション デーモンです。
デーモン ポート番号です。
層番号です。
監視デバイスが同期中にアプリケーション パフォーマンスの監視を一時的に停止します。 監視への割り込み数を最小限にするには、監視デバイス を同期する前に変更をすべて完了します。
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