クライアントとサーバの間でやりとりされる定期的なキープアライブ メッセージは、IP ネットワーク内によく見られ、それにより、サーバはクライアントがまだアクティブかまたは到達可能かどうかを決定できます。 管理コンソール は通常、TCP キープアライブが RFC 1122 の基準に準拠する場合はそれらを無視し、バイト数および観測合計から関連する統計を除外します。
ただし、カスタム キープアライブの仕組みを使用するように設計されているアプリケーションもあります。 クライアントからのレスポンスがペイロードを含む認識である場合、管理コンソール はクライアントのレスポンスをデータのリクエストとして扱い、サーバ レスポンス時間(SRT)タイマを開始します。 これにより、サーバが通常別のパケットを送信するとき、一旦キープアライブ タイマが終了すると、不正確な SRT 測定および SRT 観測カウントが生じます。
キープアライブを使用する一般的なアプリケーションには、Citrix および Microsoft Exchange が含まれます。 別のアプリケーションがキープアライブを送信していると考えられる場合、観測と SRT の逆比例の関係を調べ、またミリ秒範囲の代わりに秒範囲内の SRT 平均を確認します。
CA Standard Monitor または CA Multi-Port Monitor は、サーバ レスポンス時間によってアプリケーションのキープアライブ メッセージをフィルタするように設定でき、サーバ メトリックを歪曲しないようにできます。
管理コンソール は、NRTT 観測数を使用してアプリケーション キープアライブを使用するアプリケーションをフィルタします。 必要に応じて、5 分間隔で NRTT 観測数の最小数に対するしきい値を調節できます。
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