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Windows Server 2012 VDS

アプライアンスを作成するために、ダウンロード ディレクトリから Windows Server 2012 の仮想専用サーバ（VDS）テンプレートをインポートできます。

以下のテンプレート アプリケーションが使用可能です。

• VDS_Win12S_rX： Windows 2012 Standard Edition SP1 64 ビット
• VDS_Win12DC_rX： Windows 2012 Data Center Edition SP1 64 ビット

VDS テンプレート アプリケーションのインポート

以下の手順を実行します。

1. BFC サーバ上の CA 3Tera AppLogic バージョンのダウンロード ディレクトリに移動します。

   たとえば、/opt/bfc/applogic-versions/<release number> などです。

2. 以下のコマンドを使用して、ファイル VDS_WIN12<Edition>_r<Version>.tar をグリッド コントローラにコピーします。

   scp VDS_WIN12<Edition>_r<Version>.tar <controller IP>:/vol/_impex/
   

3. 以下のコマンドを使用して、SSH を介してグリッド コントローラへログインし、ファイルを解凍します。

   tar -xf VDS_WIN12<Edition>_r<Version>.tar
   

4. 以下のようにアプリケーションをインポートします。

   3t app import VDS_WIN12<Edition>_r<Version> VDS_WIN12<Edition>_r<Version>.tar
   

SCSI ベースの Windows サーバ アプライアンス

以下の手順に従います。

1. VDS テンプレート アプリケーションを選択します。
2. インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開きます。 アプリケーションへのフル アクセス権限が必要です。 詳細については、「application modify_acl」を参照してください。
3. シングルトンを右クリックし、コンテキスト メニュー内の［境界の変更］を選択します。

   ［境界の変更］ウィンドウが表示されます。

4. ［一般］タブの［詳細］セクションで、［仮想化モード］の［オプション］ボタンをクリックした後、sda|sdb|sdc|sdd として［デバイス スキーマ］を選択します。
5. ［ボリューム］タブを選択した後、sda としてブート ボリューム デバイスを選択します。
6. ［OK］をクリックします。 インフラストラクチャ エディタが表示されます。
7. アプリケーションを保存して閉じます。

Windows Server 2012 に基づく VDS アプリケーションの作成

以下の手順において

• WIN12y と VDS_Win12y_rX 内の y プレースホルダは、アプライアンスまたはアプリケーションが基づく Windows 2012 Standard Edition を表します
• VDS_Win12y_rX 内の X プレースホルダは、プラットフォーム エディションの VDS アプリケーション バージョンを表します。

  /root/applogic/<リリース> で BFC サーバのプラットフォームおよびエディションの VDS アプリケーション バージョンを確認できます。 ls VDS* を実行し、r の後にその数を置きます。 たとえば、ファイル VDS_Win08S_r17-1.2.4-1.tar の場合、X は 17 になります。

注： すべての Windows VDS で、ユーザ名プロパティはホスト名と異なる必要があります。

以下の手順を実行します。

1. WIN12y を使用して、新しいシングルトンを作成します。
   • WIN12y のインスタンスが含まれる新しいアプリケーションを作成し、クラスをブランチ化します。
   • アプリケーションを起動します。
   • 次のいずれかの方法でシングルトンの SSH/テキスト コンソールにアクセスすることで、SSH でシングルトンにアクセスします。
     • GUI のアプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、［ログイン（SSH）］アイコンをクリックします。
     • エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN12y を選択した後、［アプライアンス］ドロップダウン メニューで［ログイン（SSH）］を選択します。
   • net user administrator password（パスワードを選択）を使用して、新しい管理者パスワードを設定します。
   • 以下のいずれかの方法で、シングルトンのグラフィック コンソールにアクセスします。
     • アプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、［ログイン（グラフィック）］アイコンをクリックします。
     • エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN12y を選択した後、［アプライアンス］ドロップダウン メニューで［ログイン（グラフィック）］を選択します。
2. Windows 64 ビットでインストールしている場合は、実行可能 chcp.com が C:¥Windows¥SysWOW64¥ ディレクトリに存在することを確認します。

   存在しない場合は、C:¥Windows¥System32¥ から C:¥Windows¥SysWOW64¥ へコピーします。

3. 内部インターフェースを使用してグリッド コントローラから自動実行インストーラをダウンロードすることにより、Windows VDS exe をインストールします。 このインターフェースは、DHCP によって設定されています。
   • コントローラの内部 IP アドレスを見つけるには、コマンド ライン シェル内で以下のコマンドを実行します。 DHCP サーバの IP アドレスは、Local Area Connection 5 など、最後に列挙されたインターフェースの IP アドレスです。

     ipconfig /all
     

   • http://IP-address:8080/download に IE をポイントし、現在の Windows VDS exe をダウンロードします。 例： VDS_Windows-*.exe。
     • exe ファイルを右クリックし、デスクトップにファイルをダウンロードします。
   • インストールするには、exe ファイルをダブルクリックします。
   • exe ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
4. Windows Server アプライアンス WIN12y の説明に従い、Windows ボリュームのジャンクション ポイントを削除します。
5. SSH セッションの Bash シェル内で次の手順を実行します。
   • 複雑な新規パスワードを設定します（例： net user administrator pq398hpaowht0293j^LWOIFH9htfw9jfe）。
   • SSH セッションを終了します。
   • SSH でシングルトンにアクセスし、rm -f~/.bash_history を実行します。 パスワードが bash 履歴からクリアされます。
6. アプリケーションを停止し、WIN12y シングルトンのブート ボリュームを VDS_Win12y_rX アプリケーションのブート ボリュームにコピーします。

   例：

   vol copy my-app:WIN12y.boot VDS_Win12y_rX:VDS_WIN12y.boot 
   

   これで、VDS_Win12y_rX テンプレート アプリケーションを使用できる状態になります。