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Windows 2008 VDS
アプライアンスを作成するために、ダウンロード ディレクトリから Windows Server 2008 の仮想専用サーバ(VDS)テンプレートをインポートできます。
以下のテンプレート アプリケーションが使用可能です。
- VDS_Win08S_rX: Windows Server 2008 Standard Edition without Hyper-v SP2 32 ビット
- VDS_Win08E_rX: Windows Server 2008 Enterprise Edition without Hyper-v SP2 32 ビット
- VDS_Win08DC_rX: Windows Server 2008 DataCenter Edition without Hyper-v SP2 32 ビット
- VDS_Win08W_rX: Windows Server 2008 Web Edition SP2 32 ビット
- VDS64_Win08S_rX: Windows Server 2008 Standard Edition R2 64 ビット
- VDS64_Win08E_rX: Windows Server 2008 Enterprise Edition R2 64 ビット
- VDS64_Win08DC_rX: Windows Server 2008 DataCenter Edition R2 64 ビット
- VDS64_Win08W_rX: Windows Server 2008 Web Edition R2 64 ビット
VDS テンプレート アプリケーションのインポート
以下の手順に従います。
- BFC サーバ上の CA 3Tera AppLogic バージョンのダウンロード ディレクトリに移動します。
たとえば、/opt/bfc/applogic-versions/<release number> などです。
- 以下のコマンドを使用して、ファイル VDS_WIN08<Edition>_r<Version>.tar をグリッド コントローラにコピーします。
scp VDS_WIN08<Edition>_r<Version>.tar <controller IP>:/vol/_impex/
- 以下のコマンドを使用して、SSH を介してグリッド コントローラへログインし、ファイルを解凍します。
tar -xf VDS_WIN08<Edition>_r<Version>.tar
- 以下のようにアプリケーションをインポートします。
3t app import VDS_WIN08<Edition>_r<Version> VDS_WIN08<Edition>_r<Version>.tar
SCSI ベースの Windows Server アプライアンス用の VDS の作成
以下を作成できます。
以下の手順に従います。
- VDS テンプレート アプリケーションを選択します。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開きます。 アプリケーションへのフル アクセス権限が必要です。 詳細については、「application modify_acl」を参照してください。
- シングルトンを右クリックし、[境界の変更]を選択します。
- [一般]タブの[詳細]セクションで以下を実行します。
- 仮想化モードの[オプション]ボタンをクリックします。
- sda|sdb|sdc|sdd として[デバイス スキーマ]を選択します。
- [ボリューム]タブに移動し、以下を実行します。
- sda としてブート ボリューム デバイスを選択します。
- [OK]をクリックします。
- アプリケーションを保存して閉じます。
各テンプレート アプリケーションには、ブート ボリュームを持たないシングルトンが含まれます。 ブート ボリュームを作成するには、WIN08y をベースとして使用します。 VDS アプリケーションを作成する前に、まずここでの説明に従って、Windows Server 2008 アプライアンス WIN08y を作成する必要があります。
VDS アプリケーションに基づく Windows Server 2008 の作成
- ユーザ名プロパティはホスト名と異なる必要があります。
- 以下の手順で、WIN08y および VDS_Win08y_rX のプレースホルダ「y」は、アプライアンス/アプリケーションのベースとなっている Windows Server 2008 エディションに置き換えてください(Standard の場合は S、Enterprise の場合は E、DataCenter の場合は DC、Web の場合は W)。
- 以下の手順で、VDS_Win08y_rX のプレースホルダ「X」は、該当するプラットフォーム エディション用の VDS アプリケーション バージョンに置き換えてください。 このリリースのプラットフォーム/エディションに対して利用可能な VDS アプリケーション バージョンは、/root/applogic/<release> の BFC サーバで確認できる場合があります(ls VDS* を実行し、最後の「_」と最初の「-」の間の数を確認します)。 たとえば、ファイル VDS_Win08S_r17-1.2.4-1.tar の場合、X は 17 です。
注: すべての Windows VDS で、ユーザ名プロパティはホスト名と異なる必要があります。
以下の手順を実行します。
- WIN08y から新規シングルトンを作成します。
- 新規アプリケーションを作成します。 WIN08y のインスタンスを追加して、クラスを分岐させます。
- アプリケーションを起動します。
- SSH でシングルトンにアクセスするために、次のいずれかの方法でシングルトンの SSH/テキスト コンソールにアクセスします。
- GUI のアプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、[ログイン(SSH)]のアイコンをクリックします。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN08y を選択します。 プルダウン式の[アプライアンス]メニューを使用して、[ログイン(SSH)]を選択します。
- 新しい管理者パスワードを設定します: net user administrator password(パスワードを選択します)。
- 以下の 2 つの方法のいずれかで、シングルトンのグラフィック コンソールにアクセスします。
- GUI のアプリケーション リスト内のアプリケーションを選択し、[ログイン(グラフィック)]のアイコンをクリックします。
- インフラストラクチャ エディタでアプリケーションを開き、シングルトン WIN08y を選択します。 [アプライアンス]プルダウン メニューを使用して[ログイン(グラフィック)]を選択します。
- 64 ビット バージョンの Windows にインストールしようとしている場合は、C:¥Windows¥SysWOW64¥ ディレクトリ内に実行可能ファイル chcp.com が存在することを確認します。 ない場合は、C:¥Windows¥System32¥ からこのディレクトリにコピーします。
- Windows VDS msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、内部インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
- コントローラの内部 IP アドレスを見つけるには、コマンド ライン シェル内で以下のコマンドを実行します。 DHCP サーバの IP アドレスは、Local Area Connection 5 など、最後に列挙されたインターフェースの IP アドレスです。
ipconfig /all
- IE で http://IP-address:8080/download/ にアクセスし、現在の Windows VDS msi(例: VDS_Windows-1.0.0-1.msi)をダウンロードします。
- msi ファイルを右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択してファイルをデスクトップにダウンロードします。
- デスクトップ上で msi ファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。
- msi ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
- Windows Server アプライアンス WIN08y の説明に従い、Windows ボリュームのジャンクション ポイントを削除します。
- SSH セッションの Bash シェル内で次の手順を実行します。
- 複雑な新規パスワードを設定します(例: net user administrator pq398hpaowht0293j^LWOIFH9htfw9jfe)。
- SSH セッションを終了します。
- SSH でシングルトンにアクセスし、rm -f ~/.bash_history を実行して、Bash の履歴からパスワードをクリアします。
- アプリケーションを停止し、WIN08y のブート ボリュームを、VDS_Win08y_rX アプリケーションのブート ボリュームにコピーします。次に例を示します。
vol copy my-app:WIN08y.boot VDS_Win08y_rX:VDS_WIN08y.boot
これで、VDS_Win08y_rX テンプレート アプリケーションを使用できる状態になります。
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